(「time」を時期・期間・季節などの意味で使用した諺)

22 Never is a long time.
日本語訳
「決っして」は長い時間である。

「never」の意味を哲学的に考察した言葉であり、日本の諺に対応したものはありません。
説明するまでもなく、「never」は強い「全面否定」を意味しますが、長い時間の経過があると、状況が変化し、否定から肯定になるということがあります。
イギリスでは、14世紀の文学作品にも登場しています。
要は、「never」は情緒的な言葉であり、客観的な事実を表していないということです。
「never」を含む諺は、「Better late than never.」(遅くてもないよりまし)、「Cheats never prosper.」(だましは栄えない)、「It is never too late to learn.」(学ぶのに遅いということはない)など数多くあります。