"have a go" | 英語の世界観

英語の世界観

私達はことばを通して世界を見ている。そして使うことばによって、見えてくる世界が異なることがある。英語の世界観とはどのような世界であろうか。普段意識しないことばから、その世界観を探りたい。現在ときどきロンドン記事アップ中♪

今日は"have a go"を取り上げたいと思います。

 

"have a go"という形でわかるように、冠詞があるのでここでの

"go"は動詞ではなく名詞ですね。こういった表現の場合、辞書では"have"ではなく"go"の項目に説明があります。

 

いつも通り『ロングマンExams英英辞典』の説明を見てみましょう。

 

have a go

spoken, especially BrE

 

to criticize someone

 

ex) Will you stop having a go at me!

      Mum had a go at me for not doing my homework.

 

この説明で"have a go"は話し言葉で特にイギリス英語で使われることがわかりますね。定義は簡潔ですね。

 

例文は2つ上げておきましたが、"have a go"の後で"at"と結びつきやすいようです。コロケーション情報としておさえておきたいですね。これは誰に対して批判するのかということで、その相手の前に使われます。例文ではたまたまどちらも"me"になってますね。

 

1つ目の例文では私のことを批判するのやめてってことですね。文脈がわかりませんが、"!"があるのでちょっと怒ってる感じでしょうか?

 

2つ目の例文ではママがうるさかったんだよって感じでしょうか?"at me"で私に対しての批判で、何に対してかは"for ~"と続きます。ここでは否定で"not doing ~"とつながります。こういった使い方のつながりもアウトプットできるように覚えられると良いですね。