"muddle along" | 英語の世界観

英語の世界観

私達はことばを通して世界を見ている。そして使うことばによって、見えてくる世界が異なることがある。英語の世界観とはどのような世界であろうか。普段意識しないことばから、その世界観を探りたい。現在ときどきロンドン記事アップ中♪

今日は"muddle along"という表現を見てみます。

英文を読んでいたら出てきたもので確認しておきたいと思います。いつもどおりロングマンExams英英辞典の説明を見てみましょう。

muddle along/ on: to continue doing something without having any clear plan or purpose, or without having enough help or support

"muddle"のあとは"along"以外にも"on"も使えます。

明らかな目的などを持たずに続けるということで、訳語としては「どうにかこうにかやっていく」や「もたもたしながらやっていく」などがあります。

この意味で思い出すのは"get along"「上手くやっていく」です。やはり"along"という何か長いものに沿っていくイメージから何かを続けてやっていくことにつながるのでしょう。

ちなみに"muddle"だけだと「ごちゃ混ぜにする」や「混乱させる」という訳語になります。

では例文を見てみましょう。

Many of the students complained that they were left to muddle along on their own.

"muddle along"という状況に不平を言っている感じです。

"muddle along"は"along"のイメージを上手くつかむと良いと思います。