so + (助)動詞 + 主語 | 英語の世界観

英語の世界観

私達はことばを通して世界を見ている。そして使うことばによって、見えてくる世界が異なることがある。英語の世界観とはどのような世界であろうか。普段意識しないことばから、その世界観を探りたい。現在ときどきロンドン記事アップ中♪

今日は少し前に受けた質問を紹介したいと思います。

質問は以下のカッコに何が入るかというものです。

you can come in my car and ( ) can your dog.
君も君の犬も、僕の車に乗っていいよ。

内容は君も犬も車に乗っていいということで、前半に"you"があります。そして最後に"your dog"があります。

"and"以下で言いたいことは、"your dog can come in my car, too."です。でも前に同じ内容が出ているので、わざわざ繰り返していいません。

そういった時に使うのがタイトルにもあげた、so + (助)動詞 + 主語 です。

ということで答えは"so"が入ります。

つまり、"so can your dog"で「あなたの犬もいいよ」ということを意味しています。

これは倒置です。

普通であれば"your dog can ~"となりますが、語順が変わっています。

前にもふれたかと思いますが、何か感情が高まったりすると、倒置が起ると言われています。今回の文でも、「"your dog"もいいよ」という点が強調されているので、一種の感情の高まりと考えられます。

なので、so + (助)動詞 + 主語 では、主語の所を強く発音します。


今回のような倒置は、慣れないと分かりにくいかもしれませんが、倒置の時は感情が普通ではないというイメージがあるということを抑えておきましょう。