クラウド化の進展 | 英語力アップのヒント

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海外のニュースや本などをもとに
楽に英語力アップをするコツを紹介します。

cloud computingという言葉は、だいぶ一般的になりつつあります。はやり言葉に近いので、いまいちはっきりしないようですが、こんな定義のようです。

Cloud computing is a technology that uses the internet and central remote servers to maintain data and applications.

ネットワークを介して遠隔地にあるサーバーのデータやアプリケーションなどのサービスを利用するやり方で、コンピュータとソフトの存在を意識することなく利用者がいろいろな場所からコンピュータをサービスとして使うというもの。

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というようなフレーズもありますが、ポピュラーなものとしては、gmailのようなウェブメールサービスが例としてあげられます。最近では、Apple社もicloudというiphoneなんかのデータをバックアップしてくれるサービスがありますね。

英語力アップのヒント~らくらくTOEIC900点

さて、話は変わりますが、先日、会社で偉い人が集まる会議がありました。大事な会議ということで、会議の内容をしっかり議事録に残してすぐ周知しようということで、若手のA君が議事録係として傍聴することになりました。

翌日、会議の議事ををさっそく周知する予定になっていましたが、午前中終わっても、彼の議事録はできあがりません。結局、その日が終了しても終わらず、残業に突入です。

しびれをきらした彼の上司が催促すると「3時間もの長い会議だったので、レコーダーを単純に聞きなおすだけで3時間です!そこから逐次聞きながら文章に落とすので、倍はかかるのは当たり前ですよ。」と半分逆切れ。

彼は、携帯のボイスレコーダー機能で録音した音声を聞きながら逐次文章に落としていたようです。何のために傍聴という役割になったんでしょうかね。ボイスレコーダーという文明の利器があるばっかりに、それに頼って、会議の傍聴自体は座っているだけでうわの空だったようです。

残業までしてまでできあがった彼の議事録は、読むに耐えないもの。そりゃそうです。話言葉は伝えたいことは何度も繰り替えして言ったりするものですから、そのまま文字にしても何が言いたかったのか伝わりません。

彼の議事録は20ページの大作でしたが、上司から余分なとこを削られてたった3ページ。せっかくの努力が水の泡となってしまったことにはちょっと同情しますが、まぁ、仕方ない結果かなぁ。レコーダーから単純に文字に落とすならバイトでもできますしね。

きっとボイスレコーダーがなければ、彼は必死にメモをとり、書き残したメモと記憶で議事録がかけたでしょう。その証拠に、彼が以前にレコーダーなしで作った議事録は、ポイントをおさえた力作でした。
記憶に頼ることによって若干抜け落ちてしまうこともありますが、記憶に残らないことはえてして重要ではないことなんですよね。


さて、クラウド時代の利用者のコンピュータには、大した性能は必要ありません。大事な機能はクラウドのサーバーにあればいいからです。一方で、利用者のコンピュータはネットワークに繋がっていないと意味がありません。ネットがなければタダの箱となってしまいます。

インターネット時代、何でも検索すれば考えずとも答えがすぐでるので、考える機会が減ったといわれています。
いろいろな機械やサービスによって、考えること、記憶することが必要なくなる便利な時代となってしまいました。しかしながら、便利な機器やインターネットは上手に利用する一方、そんな便利な機能がないと自分の脳は何もやっていないという、空っぽの頭にならないようにしなければいけませんね。




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