LibriVox というサイトをご存知でしょうか?
古い童話など、パブリックドメインとなって著作権的に問題なくなった文学作品を、
ボランティアが朗読し、その音声を配布しているサイトです。
日本では、青空文庫 という電子図書館が有名ですが、
Librivoxはその国際版、オーディオブック版といった感じでしょうか。
特徴的なのは、その蔵書数。
2005年に始まった活動のようですが、
いまや1万作品以上が登録されています。
ボランティアが朗読しているということもあり、
中には音質が悪かったり、発音がイマイチだったりと
正直聞き取りづらいというものもありますが、
無料ということで、とにかく気軽に挑戦できるのがいいです。
また、PODCASTに対応しているので、
iPodやiPhoneを持っている方は便利だと思います。
子どものころの記憶にある童話なんかを思いだして
改めて英語で聴いてみるのも面白いかもしれませんね。
なお、Librivoxに収録されている作品は、英語が中心ですが、
英語以外にもいろいろな言語の作品が登録されています。
もちろん日本語も。
検索してみると、Japanese(9)と、いうことで、
芥川龍之介の作品など、9点が登録されていました。
その後、検索画面をよく見ると、
Japanese(9)の下にJavanese(23)が!
一瞬誤字かと思い、見てみましたが、
この23点は、まったく日本語とは違うもの。
Javaneseは、Java島で使われるJava語ですね。
インドネシアの一島の言葉に数で劣っているなんて・・・。
なんか日本語が関西弁に負けちゃったような感じです。
日本人の朗読ボランティアさんにはがんばって
日本文化を発信して欲しいところですね。