権利落ち後の割安投資 | 英語力アップのヒント

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うちの職場のH君は、3度のメシより投資好き。

昼休みなど、ヒマさえあればスマホで相場をチェックしています。


「いやぁ、最近は株式市場が低迷してるので、

 価格は買い時なのかもしれないのですが、

 こんなに政治が混迷した情勢だと、リスクが大きいですね。

 海外経済もヤバイし、『休むも相場』で基本休んでます。」


「だけど、こんな時期でもとっておきの投資があって

 それに今は集中しているんですよ」


とっておきの投資話なんて、ちょっと気になります。


英語力アップのヒント~らくらくTOEIC900点

金融関係の言葉でdividend(配当金)という単語があります。

これは会社から株主への分け前ということで、

divide(分割する)という言葉からきています。

このdividendに関連して、ex-dividendという言葉があります。

ex は、なくなってしまうという意味。


よってex-dividend は、配当の権利喪失、配当落ちという言葉になります。



配当金や株主優待なんかは、保有期間に関わらず

基準日時点、例えば3月31日の株主にもらえる権利があります。


よって、3月31日の1日だけでも株主だったら配当がもらえますし、

一方で、ずっと株主だったとしても、3月30日で株を売ってしまえば

配当金をもらえる権利がなくなってしまうわけです。


ここで、3月30日に手放したり、4月1日になるのに買う人はいないのではないか、

と思う方もいるかもしれませんが、そこは市場価格がうまくできています。


配当の権利がもらえる日の翌日すなわち、ex-dididend date には、

株価がちょっと安くなって、配当がもらえない分、割安で購入できるというわけです。


配当が欲しい人は、ex-dividend date前に買って

安く買いたい人はは、ex-dividend dateに買えばいいわけです。



さて、Hくんのとっておきの投資とは・・・。


「1月に一番オイシイ投資は、恋人づくりです

 この時期は、クリスマスのテンポラリーなカップルが別れて

 傷心の女性が投売り状態になっているんですよ。」


「クリスマス前に焦って彼女を作ろうとするのは、

 値上がりしている株を高値でつかみに行こうとするもの。

 クリスマスに一緒にいる権利を諦めるだけで彼女がゲットできるんですよ。 

 こんないい話はないじゃないですか。

 しかも、今なら次のクリスマスまではプレゼントが不要!

 12月に付き合いだしてプレゼントして1月にフラれた同期なんて目も当てられないですね。」



クリスマスの過熱相場が終わった今は、

高値の株を割安で購入もとい、高嶺の花の女性を割安でゲット

ということらしいです。


 

ex-dividebd(配当落ち)ならぬex-Christmas(クリスマス落ち)狙いということで、

彼は合コンに出かけていきました。


確かにC君の戦略は、投資家らしく合理的な選択かもしれませんね。


ただ、今のところは、H君に成果はなさそうです。

株式投資よりも、恋愛の方が予想どおりいかないのかもしれません。

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