Jose Paniza、Jose Paniza『Painless English for Speakers of Other Languages (Barron's Painless Series)
』Barron's, 2007.

[特にお勧めしたい読者]
大学生、(英語再入門の方)
[内容]
本書は、英語を母語としない人のために書かれた英語についての本です。内容は主に二つに分かれ、一部では7つの品詞を取り上げ、二部ではライティングについて書かれています。レベルは中学生と高校生向けということで、基本的なものとなっています。
本書の良い点は、とにかく説明が丁寧で分かりやすい点です。英語ができる人からすると丁寧すぎると感じるかもしれませんが、それだけ英語を母語としない人のために親切に書かれたものと言えるでしょう。
各章の流れは、まず説明があり、間違っている(incorrect)の形と正しい形(correct)の形の両方が示されています。その後練習問題があり、後ろに答えが付いているので自分で理解できているか確認ができます。そして特に重要な点については、"IMPORTANT"の欄で説明があります。
また各内容ごとにさらなる情報としてwebアドレスが示してあり、そのサイトからそれぞれの知識を深められるようになっています。サイトはなくなることがよくあると注意書きがありますが、インターネット好きの人はサイトでも勉強すると良いでしょう。
全体的にはイラストが所々あり、表も分かりやすく示してあるのでユーザーフレンドリーに感じます。また紙質もそこそこ良くて、余白の部分も結構あるのでメモしたり書き込むのに良いです(安いペーパーバックだと紙質が悪く、書き込みにくいです)。
そして練習問題の75%が社会や科学に関するのものなので、それらも英語を勉強しながら学べる点もよくできていると思います。
内容は基本的なものをpainlessに扱っているので、日本語で書かれた英文法書に比べるとそれほど深く詳しくないかもしれません。しかし全て英語で書かれ説明されているので、英語のまま勉強して理解できる点は、日本語で書かれたものでは得られないでしょう。
本書の英語の説明は、文法用語を抜かしてそれほど難しい英語を使っていないので(ロングマン英英辞典と同じ位かそれより少し簡単な位だと個人的には感じました)、ある程度英語ができれば読めると思います。読めるか心配な方は、アマゾンで「なか見検索」で何ページか見れるのでそれを見てみると良いと思います。表紙と裏表紙の英語が大体読めれば大丈夫でしょう。もし分からなくても辞書を少し使えば読める人も大丈夫だと思います。
ここ最近の中では、久しぶりに良い本に出会ったと個人的には感じている一冊です。語学書に定評のあるBarron's社ならではだと思います。このpainlessシリーズはいくつも出ているので、本書が読み終わったらそちらに進むのも良いでしょう。
英語の基本を英語の説明で学びたい方にお勧めの一冊です。
[いち押しポイント]
丁寧で分かりやすい説明。リーズナブルな点も。
↓アマゾンでお買い求めの方
Painless English for Speakers of Other Languages (Barron's Painless Series)

[特にお勧めしたい読者]
大学生、(英語再入門の方)
[内容]
本書は、英語を母語としない人のために書かれた英語についての本です。内容は主に二つに分かれ、一部では7つの品詞を取り上げ、二部ではライティングについて書かれています。レベルは中学生と高校生向けということで、基本的なものとなっています。
本書の良い点は、とにかく説明が丁寧で分かりやすい点です。英語ができる人からすると丁寧すぎると感じるかもしれませんが、それだけ英語を母語としない人のために親切に書かれたものと言えるでしょう。
各章の流れは、まず説明があり、間違っている(incorrect)の形と正しい形(correct)の形の両方が示されています。その後練習問題があり、後ろに答えが付いているので自分で理解できているか確認ができます。そして特に重要な点については、"IMPORTANT"の欄で説明があります。
また各内容ごとにさらなる情報としてwebアドレスが示してあり、そのサイトからそれぞれの知識を深められるようになっています。サイトはなくなることがよくあると注意書きがありますが、インターネット好きの人はサイトでも勉強すると良いでしょう。
全体的にはイラストが所々あり、表も分かりやすく示してあるのでユーザーフレンドリーに感じます。また紙質もそこそこ良くて、余白の部分も結構あるのでメモしたり書き込むのに良いです(安いペーパーバックだと紙質が悪く、書き込みにくいです)。
そして練習問題の75%が社会や科学に関するのものなので、それらも英語を勉強しながら学べる点もよくできていると思います。
内容は基本的なものをpainlessに扱っているので、日本語で書かれた英文法書に比べるとそれほど深く詳しくないかもしれません。しかし全て英語で書かれ説明されているので、英語のまま勉強して理解できる点は、日本語で書かれたものでは得られないでしょう。
本書の英語の説明は、文法用語を抜かしてそれほど難しい英語を使っていないので(ロングマン英英辞典と同じ位かそれより少し簡単な位だと個人的には感じました)、ある程度英語ができれば読めると思います。読めるか心配な方は、アマゾンで「なか見検索」で何ページか見れるのでそれを見てみると良いと思います。表紙と裏表紙の英語が大体読めれば大丈夫でしょう。もし分からなくても辞書を少し使えば読める人も大丈夫だと思います。
ここ最近の中では、久しぶりに良い本に出会ったと個人的には感じている一冊です。語学書に定評のあるBarron's社ならではだと思います。このpainlessシリーズはいくつも出ているので、本書が読み終わったらそちらに進むのも良いでしょう。
英語の基本を英語の説明で学びたい方にお勧めの一冊です。
[いち押しポイント]
丁寧で分かりやすい説明。リーズナブルな点も。
↓アマゾンでお買い求めの方
Painless English for Speakers of Other Languages (Barron's Painless Series)



