今日は江藤裕之著 『英文法のエッセンス』(https://amzn.to/3jZrAvp←Amazonへ)を紹介したいと思います。
前から気になっていた本で、ネット上では評判はなかなかいいみたいです。
内容はタイトル通り、英文法のエッセンスをまとめたものになっています。「エッセンス」ということで、世の中に数多くある英文法に関する本の中でも取り上げられていることが多いとも言えますが、本書のポイントはそのエッセンスを噛み砕いて理解しやすいように説明している点だと思います。
その特徴として本書では、「超直訳」ということばが出てきます。これは文法の内容も明らかにする訳し方で、ここを理解すると英文法について理解が深まることになります。例えばP96には次のような説明があります。
He promised to help me.
《超直訳》彼は、これから私を助けることを約束した。
⇒彼は私を助けると約束した。
ここではHe promised to help me.という例文をあげて、「彼は私を助けると約束した。」という訳に行く前に、超直訳として「彼は、これから私を助けることを約束した。」をあげて、to不定詞の「これから~する」という未来的なニュアンスを説明しています。このように少し回りくどいかもしれませんが、わかりやすいように説明しているのが本書の特徴です。
このように噛み砕いて説明しているので、一昔前の暗記を強いる英文法書とは違います。今まで単に英文法を暗記してきた人は本書を読むことによって英語についての理解が進みますよ^^英文法についてあまり自信がない人や英語再入門の方にオススメできる一冊です。



