今年も『インフェルノ』が話題になりましたが、Dan Brown 作品は小説を読んでみたことはありますか?

実は他にも名作はあるのですが、ダン・ブラウンと言えばやっぱり Robert Langdon Series ですよね?

ラングドン教授は映画ではトム・ハンクス Tom Hanks ) が演じていますが、このハーバード大学教授が解き明かしにかかる フリーメイソン (Free Masonry) や イルミナティ (Illuminati) 絡みのミステリーとサスペンスはかなり興奮するものがあります。

トムには悪いのですが、実は小説の方がはるかに面白いと思いますウインク


さてさて、今日はこの Angels & Demons 『天使と悪魔』の中から名言を少しだけご紹介してみたいと思います(^_^)


まずはこちらキョロキョロ


As a scientist I have come to learn that information is only as valuable as its source.

これは「科学者として私は、情報というのはその発信源と同じだけの価値しか持たないということを学んだんだ」という感じになります…ん〜少しわかりにくいですね。

要するに、「情報の価値は情報源によって決まるということを知った」という感じですね。

私もこのことに関してはアメリカの大学でものすごく学びました。

Discussion でも Debate でも Essay でも Reserch paper でも何でもそうなんです! 

アメリカでは意見を持つこと、そして、それを発言することが常に求められますし、それを participation として学校でも評価されます。attendance だけではなく participation 、つまり教室にいるだけ、出席しているだけではなく、参加していないとダメなんですね。

その意見 (opinions) や考え (thoughts) を発言すれば、その意見や考えはどんな情報に基づいて持ったものなのかを伝えることが必要になります。

そして、そのあなたが持っている情報の発信源、source は何なのか、その source は信頼に値するものなのかが大事になるんです。

つまり、source が信頼できなければ、その information は信頼できませんよね? ですから、その information を信じられない以上、それを基に築き上げられた opinions や thoughts や ideas は議論できるものに値しないということなんです。


日常の会話でも同じです。


何か意見を述べながら談義するのは当たり前のことなのですが、やっぱり情報と情報源の信憑性が高くないと相手にされませんびっくり

ですからアメリカ人はよく…

According to Dr. Langdon from Harvard university, .........

「ハーバード大学のラングドン教授によるとね、」という話し方をしたり…

It was on the New York Times the other day.

「ニューヨークタイムズにこの前載ってたんだ」とか…

As Dan Brown said.....

「ダンブラウンが言っていたけどね」なんてことが必要になります。


逆に意見を聞いている側は、「そうなの?」とか「え? マジで?」と思った時に…

What makes you say that?

「なんでそんなことを言うの?」

Who said that?

「誰がそんなことを言ったの?」

Who told you that?

「誰からそんなこと聞いたの?」

How can you be so sure?

「何でそんなに自信満々にそんなこと言えるの?」

なんてことを言います。

これは反論とか苛立ちはなく、単なる確認作業ですニコニコ


ですから…

I heard it from my friend.

My friend told me.

My father said...

みたいな感じだと…


また、インターネットをはじめ、情報の信憑性や信頼度がどんどん疑わしい時代になっています。そんな情報をSNSや友達との会話の中で広げてしまう時代でもあります。

ちゃんと、情報を真に受けずに疑い (critical thinking し)、情報の信憑性や信頼度を確認していかなきゃいけない時代です。


ですから、source 「情報源」と citation 「引用」を明確にしないと論文も信用されず教授にも受け取ってもらえず、世に出せば単なる盗作になるんです。小保方さんに起きたことはそういう単純なアメリカでは(きっとイギリスはじめヨーロッパ各国でも)当たり前で常識的なことをやらなかったことも一因でしょうか。早稲田大学のような超名門教育機関でも教えてないのかな? そんなはずはないと思いたいですが…


さてさて、こちら…

I have come to learn that information is only as valuable as its source.

の中の come to ( have come to ) の使い方を是非知ってほしいですウインク

これは「来る」という意味ではなく「〜に至る」「〜な状態になる」という感じに使います。

I came to realize that I like him.

「私、彼のことを好きなんだって気がついたの」

She will soon come to understand what she really wants to do.

「本当に何をしたいのか、彼女もすぐに理解するでしょう」

という感じです照れ

使ってくださーいグッ



こんな名言もありましたよ〜

Genius accepts genius unconditionally.

天才は無条件に天才を受け入れるものだ」


こんな言葉遊びも(^_^)

What's the matter?'' She immediately started laughing. ''What's the mattter? Everything is the matter! 

「何が matter かって? 彼女は突然笑い出した。何が matter かですって? 何もかも matter よ」

はい(^_^)

意味わかりました?

これは matter が待つ2つの意味をかけているわけなんですね。

日本語に訳すと何も面白くないのですが、What's the matter? には「どうした?」「何があったの?」「何か問題?」という意味と「物質とは何ですか?」「何が物質なのですか?」という意味があるんです。

だから科学者の彼女はそれで遊んだんですね。


Dan Brown の Langdon series 是非、小説を読んでみてください。

できれば in English てへぺろ



クリスマスキャンペーンが締め切り間近です❗️ 年の瀬のお忙しい時期だとは思いますがお急ぎください(^_^)

http://ameblo.jp/english-master-ak/entry-12221693639.html