以前にも書いたけれども日本だけじゃなくてイタリアでも男性の草食化が進んでいるらしい。まあ、僕はこれは半分くらいはモてない女性のいいわけなんじゃないかとも思っているんだけど…。まあでもたぶん半分くらいは本当だろう。
先進国ではどこでも男性が草食化し女性が肉食化しているようだ。まあ、改めて書くまでもないけどなぜかを考えてみると・・・・。
男は一人で生きていける。
男性にとってはインターネットや外食産業などの発展によって別に結婚しなくても一人で生きていける環境が整っている。人とコミュニケーションをとりたければ面倒くさい彼女（嫁）でなくネットで友達とコミュニケーションをいつでもとれる。以前の電話のようにコストはかからない。
食事を作ってくれる奥さんも必要ない。仕事が終わって疲れて帰ればファストフードから安い居酒屋まで選択肢はたくさんある。
家事も全自動の洗濯機から食器洗い機までボタン一つで十分だ。10年20年前に比べれば週休二日で労働時間は減少しているから週末に掃除などをする時間も十分取れる。
男性にとって結婚すること（彼女を作ること）のメリットは相当減ってきているわけだ。
まあ、もっと言えば男性にとっては若い奥さんのほうがいいわけで、40歳になって経済力がもっとついてから若い子と結婚すりゃいいやと思う男性も多いだろう。あるいは、そもそも生身の女性に対する興味が薄い男性も増えているのだろう。
昔は遊びの手段として女をひっかけるというのが当たり前だったのかもしれないが、今は都会だけでなくて田舎でもエンターテイメントはいくらでもある。またニッチな嗜好・分野に対するサービスも伸びているのだろう。遊ぶ手段が多様化しているのでめんどくさい女性と遊ぶ必要はないし、まして彼女にしようものなら自分の自由な時間を制限されてしまうのだから誰が喜んで彼女を作るのだろうか。
一方で女性も一人で生きていける時代であることは間違いない。産業構造の変化や男性労働者の所得の減少・女性の高学歴化によって女性の所得は圧倒的に増えた。別に男がいなくても女性も生きていける時代だ。
まあとはいえ、生物学的にやはり40代になってしまっては子供を産むのは難しいし男性から声もかからなくなる。できれば30程度までにまっとうな結婚相手を見つけたいというのが女性の気持ちだろう。だからそう考えると女性がより積極化し肉食化するのは当然の話といえる。
まあ日本だけじゃなくてイタリアでも同じことが起こっているのは面白い話ではある。
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