常識や通説はやっぱり間違える | ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」

ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」

ロンドン・東京そしてNYといつの間にかいろんなところを転々とそしてまた東京に。海外なんて全く興味なかったし今もないという予想外の人生でした。今は東京に戻りしばらくお休みしていましたが少しずつ再開してみようかと思ってます。よろしくお願いします


銃の乱射がアメリカではよく起きる。(まあ、北欧とかでもたまに起きるんだが、日本のマスコミはアメリカはひどい銃社会だが、北欧のそういう部分は隠す傾向にあるように思う)。そうすると必ず銃の規制・販売や所持の禁止を訴える報道が増える。またオバマ大統領はそのことに熱心だ。

だが、それは本当に正しいのだろうか?本当に銃をさらに規制すべきという論理的かつ統計的な根拠はあるのか?という議論はあまりなされない。悲惨な事件を目の前にして銃は別に問題じゃないという話はいかにデータを示そうとも人間の感情に訴えかけない。また、残念ながら多くの人間は細かいデータなどを調べたりはしない。感情や安っぽい正義感が社会を支配しているのはどこの国でも同じなのかもしれない。

以前、紹介したが、たとえば飲酒運転よりも飲酒して歩いて帰る方が事故にあう確率は高まる。だが、多くの人は飲酒運転を非常に厳しく罰するべきだと考える一方で酔っぱらった友人を平気で歩いて帰らせる。なんか矛盾してるなあと僕は思うが、そんなことに多くの人は興味がないし政府や警察もあまり興味がない。

別に、アメリカの銃協会の肩を持つ気はないし、彼らが都合のいい数字を出してきている可能性もあるが、先日ZEro hedgeを読んでいたらこんな記事があった。

Picturing The Plunge In Gun Crimes (As Gun Sales


ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」

上から3番目の図にあるように銃の販売は増え続けているが上から二番目グラフにあるように銃を使った犯罪は減り続けている。

もちろん、銃を使った犯罪がもっと減ることが望ましいと考える人も多いかもしれないが、銃乱射事件などを通して多くの人が思い描くような銃犯罪の増加は起きていない。

要は本当はもっと深く議論されるべき問題だし、銃規制に賛成する人たちは単純に悲劇を起こしてはならないと論じるのではなくて根拠あるデータを示すべきだろう。

別に銃が素晴らしいなんて言う気は全くないけれども、銃がある方が力の弱い子供や女性が犯罪に合わなくて済む可能性もあるだろう。そういったことも含めて考えるべきで、一部の悲劇的な事件にだけフォーカスを当てるのは問題だ。

何処の国でもなんか事件が起こるとマスコミや政治家が安直で人間の感情に訴える「安心安全が一番」を訴えがちだ。だが、本当にそれが正しいのかはしっかりと精査されるべきだ。


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