ますますサービス業に傾倒するアメリカ? | ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」

ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」

ロンドン・東京そしてNYといつの間にかいろんなところを転々とそしてまた東京に。海外なんて全く興味なかったし今もないという予想外の人生でした。今は東京に戻りしばらくお休みしていましたが少しずつ再開してみようかと思ってます。よろしくお願いします


アメリカ経済は雇用が順調に伸びているとされる。失業率はいまだ7.6%と高いが雇用者数の伸びのペースはそれなりのものを維持している。

が、その中身はというと賃金の伸びは非常に鈍く経済全体の生産性もあまり上がっていない。なぜだろうか?

次のグラフを見ていただきたい。

ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」
Zero hedgeより)

上の図はアメリカの業種別の雇用の伸びである。青がレストランおよびバー。赤が製造業である。アメリカの製造業の雇用者数はずっと減少してきた。日本はもちろん東南アジア・中国やメキシコにシェアを奪われていったからだ。しかしシェールガス革命や新興国が豊かになってきたことによってリーマンショック以降の経済回復の過程では製造業は若干ではあるが雇用がのびている。もちろん背景にはリーマンショックによる雇用の喪失があまりに多かったのでリバウンドに過ぎないとの見方も強いが一方でアメリカへの製造業の回帰の可能性を囁く人たちもいる。

さて、一方で青の線。レストランおよびバーはその雇用者数を一貫して伸ばしてきている。現在の景気回復局面でもその雇用の回復の多くの部分を占めている。当然ながら飲食業は労働集約的で生産性は低く賃金もあまり高くない。

という状況がアメリカでは長く続いている。まあ先進国はそもそもサービス産業が中心になりやすいし、これだけ新興国がキャッチアップしグローバル化が進んでいる時代では当たり前のことだろう。もちろんだからと言って国家主導で製造業を育成などと言っても無駄な話だし製造業が飲食業よりも尊いという気もない。ではあるが、今後も先進国経済の停滞は続くのかなあと思ったりする。そういうグラフである。

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