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日本では雨の日にお店に行くと傘を入れるための袋がおいてある。ちょっと寄るだけのときとかだと結構めんどくさかったりする。思えばイギリスにはそんなビニール袋はなかった。いや、ひょっとしたらあるところもあったかもしれないが基本的にはなかった。最初は妙に思ったけど、次第にそれになれてしまうと日本に帰って傘をビニール袋に入れてくださいと書いてあるとめんどくさいと思ってしまう。
そもそも何のためにビニール袋にいれるのだろうか?ここかれは僕の自分勝手な思考になるが考えてみた。
まずはビニール袋に傘を入れるとお店の床が濡れない。お店においてあるものが濡れない。床を拭く回数が減らせるしお店にあるものが雨水で濡れてダメになるということもないだろう。これってほぼ100%お店側のメリットだ。
もちろん、お店側にもコストがある。当然ビニール袋の購入費用がそれだし、ビニール袋や袋をつるしたり捨てる箱を備えておかないといけないのもコストだろう。お店としてはそれらのコストよりも上述のメリットが勝るから袋を置いているのだろう。じゃあ、たとえば石油がものすごく値上がりしてビニール袋の値段があがったらどうなるのだろうか?一定のレベル以上に値上がりしたら床を拭くほうがコストが安いから袋は置かれなくなるのじゃないかと想像できる。
また、もし店内が水で濡れていてお客が滑って転ぶ可能性があるかもしれない。それがどの程度の頻度で起こるかはわからないが、今の日本だったら訴えられかねないし・・・。少なくともその対応に時間を取られることもある。その意味でもビニール袋は意味があるかもしれない。
もちろん、お客の側にも濡れた傘が自分の身体に付かないとか自分の濡れた傘で店内のものを汚さなくて住むから集中して買い物などをできるというメリットもあるだろう。まあ、これは店側のメリットかもしれない。
まあ、そう考えると、商品でも結構粗末に扱うことが多い海外のお店で袋が置いてない意味がよくわかる。上記のメリットよりも袋を置くコストのほうが上回るのだろう。それに、袋を置いたところで誰も使わないという可能性も高いだろうし・・・。
まあ、実際はそれぞれにデータをとってきて検証すれば面白そうだけどその時間もないので、これくらいの軽い分析にとどめておきたい。