Tweet
大阪市長の橋下氏が竹島は日韓で共同管理に持ち込めと発言したことが保守派の人々から反発を招いている。それが原因かどうかしらないが日本維新の会の支持率が急落している。
しかし、橋下氏の発言は本当にダメなのだろうか?究極的に合理的に考えれば竹島を取り返すのは武力行使かそれとも竹島の価値に相当する金品でも払わない限りは不可能だ。歴史的には日本の領土だといかに主張しても(そしてそれは正しいのだが)、あれこれいって韓国側も適当な理由を出して自分達が昔から領有していた主張するだろう。
国際司法裁判所に訴えたとしても韓国側は領土問題はないという立場だから乗ってくるはずがない。
だから、このようなどうしようもない問題に関してはいちいち時間を割くべきではないと僕は思っている。橋下氏の発言は政治家としてなんとか解決策をという思いがあったからだが、その前後の理屈は僕が言っているような内容できわめて合理的である。だから、それほど大騒ぎすべきではないと僕は考える。
また、同時に尖閣諸島は日本がこれを領有しているわけだから中国や台湾などを無用に刺激してはならない。刺激すると中国の政治家がたとえどうでもよいと考えていても国民が騒ぎ出せば彼らも対応を迫られるからだ。だから、一都知事でありウヨク政治家として中国でも知られている石原慎太郎氏が買収するのはいいとしても、人気取りのためにこれを国有化した野田内閣および民主党の判断は全くもって意味が分からない。
粛々と実効支配を継続すればいいだけだ。領土問題はお互いに譲ることはまずない。正しいことを言ったところで変わりようがないだろう。真実を国際社会に訴え続ければ変わる可能性はあるかもしれないが、そのためのコストは結構大きいように思う。韓国のやっているバカみたいな独島キャンペーンなど時間と金の無駄で愚の骨頂である。
一方で橋下氏の発言できがかりなのは歴史をもう一回総括しなければならないとの発言だ。これはイマイチ意味が分からない。中国や韓国と日本が同じ歴史観・価値観を共有することなど不可能だ。また同じ日本人でも歴史観を共有することなど不可能になる。国家主導である特定の価値観を押し付けようとしているのならば大きな疑問だ。まあ、もともとエリート主義的な側面がある氏なので仕方ないだろう。
結局、竹島も尖閣諸島も日本の領土であることは間違いない。それを正しく教え正しく主張することは必要だ。だが、結局実行支配されているものをどうこうするわけにはいかない。その中で何をすべきか。外交の作法にのっとてしなやかにおこなうべきだろう。尖閣諸島周辺にあると言われる海底資源も実は大したことないと言う話でもある。どうしようもない、そしてくだらない領土問題に時間を割いているひまがあったらもっとやるべきことがわが国にはあるはずだ。
↓ツィッター、フォローしてもられえるとうれしいです。
↓二つのブログランキングに参加しています。応援してもらえると幸いです。(クリックしていただくだけで結構です)
にほんブログ村
&
人気ブログランキングへ
読売ウィークリーで絶賛の保険マンモス『FP無料相談』は今すぐコチラ!
生活に彩を与えるインテリア雑貨のサイト「iizakka.jp」。ちょっとしたデザインのある暮らしを提案。
期間限定の売りつくしセール!人気ツアーが超お得でねらい目!