タバコを吸う人は周りの人に迷惑をかけている。それだけでなくて、癌になりやすいから医療費を増大させて国家財政を圧迫している。肥満の人や大酒飲みも同じだ!だから、彼らは課税されなければならない。という主張にもあまり違和感を感じる人はいない。
健康で長生きをしたいと多くの人が思っている時代である。
ところが・・・。こんな研究結果が出てきたらしい。(adam smith instituteのブログより)
Fatties and smokers save the NHS money
the thin and healthy group cost the most, about $417,000, from age 20 on.
The cost of care for obese people was $371,000, and for smokers, about $326,000.
20歳からの医療にかかるコストはやせていて健康なグループの人々では3500万程度、肥満の人では約3150万、喫煙者は約2800万なのである。
20-56歳のグループでは肥満の人と喫煙者にかかるコストは高い。しかし、健康な人は長生きするので最終的にはコストが高くなるようだ。
この研究結果がすべて正しいとは思えないが、多くの人がいずれなんらかの病気にかかって死ぬとすれば、意外とこんなものなのかもしれない。長生きすればするほど、介護などの費用もかかるだろう。
ただ、これが事実であるとすると、タバコやお酒に税金を課すひとつの根拠が薄れることになるのではないだろうか?
健康に生きるために運動とかにせいを出している人は実は・・・。国家の医療費を増大させている犯人なのかもしれない。
むしろ・・・
国家は健康的な人に税金をかけるべきという結論が導かれ、ジムやスポーツ施設・サプリメントや薬に課税しないといけない!!となるいう運動が起こるかもしれない。笑
ま、それは冗談としても・・・。
僕自身はタバコは吸わないのでどうでもいいし、健康に生きることはいいことだとは思っている。働き盛りのときに死なれては国家としても家族としても不幸である。一方で、健康を悪くしてもタバコをやりたい、おいしいものはガンガン食べたいという自由を制限することはどうかなとも思っている。要は本質的にはリスクをとればそのリスクを自分で引き受けることが大切なはずだ。
いずれにしても、固定観念を捨てて物事を見ると言うことに役立ちそうな数字であったので紹介してみた。
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