移民はなぜ社会的コストを増大させるのか | ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」

ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」

ロンドン・東京そしてNYといつの間にかいろんなところを転々とそしてまた東京に。海外なんて全く興味なかったし今もないという予想外の人生でした。今は東京に戻りしばらくお休みしていましたが少しずつ再開してみようかと思ってます。よろしくお願いします

インド人の知り合いがいる。

なかなか金を持っている。金融機関で働いているヤツだ。

たまに、パブで一緒に飲んだりする仲なのだ。(とはいえ、インドなまりの英語が聞きづらくて1時間もすると聞き取る努力をするのがめんどくさくなり、喋り好きの彼の話を聞き流すことになるわけだが。。。)

イギリスでは駐車違反やレッカー・スピード違反・バス用の車線に入ったところを見つかった場合など、当然罰金を払わないといけない。

しかも、この罰金の額が結構高い。僕の知り合いの日本人はもちろん、イギリス人もしぶしぶこの罰金を払っている。

あるとき、そのインド人とそういう話をしていたら、
「オレはそんな金払ったことない。俺のインド人の知り合いも払ってないやつが多いなあ」といきなり言い始めたのである。

そこで、僕は
「そうは言っても払わないと裁判所への出頭命令とか来るんじゃないんだっけ?」と聞き返した。

そうすると彼は
「来ても無視だ。たかだか数万円のために向こうもそんなに必死になって追い回してこない。その証拠にオレは今まで一度も払ったことがないが、今のところ大丈夫だ」
と言ったので、すげーーと思ってしまった。

いや、本当はすごくないのだが。。。

ま、イギリスの話なのでいいが、同じことを日本にいる外国人が言っていたら僕はちょっと気分が悪くなっただろう。そして、このとき、これが移民のコストというヤツだなと思ったわけである。

もちろん、この例は特殊な可能性は高い。しかし、インド系や中東系の人はバスや地下鉄などで並んでいるときも列をきちんと作らないことが多いとイギリス人に批判されている。(もちろん多くの人は善良で全うであることは事実だが・・・)

上記のような罰金を支払わない行為は財政的にもそうだが、文化や習慣を壊す行為にもつながる。当然、社会に軋轢を生むし、いろんな政策を行う上でのコストも増大させる。

移民が経済的にメリットがあることは間違いない。しかし、こういった話を聞くにつれ、その社会的コストに関して考えさせられる。やはり、今の段階では大規模な移民受け入れには反対である。

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