イギリスの高速はまっすぐ | ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」

ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」

ロンドン・東京そしてNYといつの間にかいろんなところを転々とそしてまた東京に。海外なんて全く興味なかったし今もないという予想外の人生でした。今は東京に戻りしばらくお休みしていましたが少しずつ再開してみようかと思ってます。よろしくお願いします

らしい。たしかにそうだ。イギリスの面積は日本より狭いが山はほとんどない。ある意味で退屈な景色がだらだら続くことが多い。そんな中を高速がまっすぐ走っていく。


日本の高速は、東名だか阪神だか忘れたけど、居眠り運転を防止するために無理に曲げていると聞いた。

それを聞いた友人が

「そんなとこに無駄なお金を使って、いかにも日本らしい」

とちょっとバカにした口調で言った。

ま、日本人が完ぺき主義というかちょっと細かいところにこだわりすぎているのは海外に来るとよく感じるので一種の自虐ネタとしてはいいだろう。


でも、それはちょっと違うだろうと僕は思った。

事故が起きて渋滞とかが発生したら社会的損失は大きいだろう。もちろん、人命が失われれば人々は悲しむ。それだってコストだ。世知辛い言い方だが、事故でお父さんが死んでしまったら残った家族には生活保護を払い続けないといけないかもしれないし。


だから、上にあげたようなコストと高速を曲げることによって発生するコストのどっちが高いのか。をきっちり計算した上で居眠り運転で事故が発生しないよう(する確率を下げるように)に高速道路を曲げているんだったら、ぜんぜん問題ない。むしろ称賛されるべきことだろう。


ま、実際はどうだったかは知らない。お役人が「事故を減らしたほうがほめられる」と思ってコスト/ベネフィットなんて計算せずに造ったんだろうけどね。笑


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