民主党の政策とマスコミ | ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」

ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」

ロンドン・東京そしてNYといつの間にかいろんなところを転々とそしてまた東京に。海外なんて全く興味なかったし今もないという予想外の人生でした。今は東京に戻りしばらくお休みしていましたが少しずつ再開してみようかと思ってます。よろしくお願いします

 完全に民主党という雰囲気になっているみたいですね。おそらく自民党支持者や心情的には保守的な考え方の人の多くも一回民主党にといいたくなっている感じなんでしょう。たしかにマスコミの報道を見る限り自民党はひどいと感じさせられます(報道に踊らされそう感じていること自体がマスコミにだまされている/踊らされていると感じますが、それはまた別の話)ところで、こんな記事を見つけました。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090724-00000056-san-pol

【2009衆院選】民主マニフェスト案 内政、左に大きく舵(産経新聞)


「恒久平和局の設置」、「慰安婦問題の解決」??

 僕はこの記事を見て驚きました。たしかに民主党は旧田中派と旧社会党の寄せ集まり。支持団体には極左翼とでも言うべき団体が名を連ねていますけど、そうはいっても政権をとったら現実的な政策をとるのだろうと思ってました。そしてこういう左翼的な政策は基本的には破棄orこっそり通すのだと。て思ってたらこんなものがしかも政策集の1ページ目に!!っておいおい~。って感じなのですが。民主党はほんとに大丈夫なのだろうか?

 そしてこのことを報じている新聞は私がチェックしたかぎりでは産経だけです。朝日も読売も毎日も隠している。普通にこの記事を見れば民主党で仕方ない。一回任せようと思っている人の中の相当の人が考え直すに違いない。だから、民主党万歳の特に朝日・毎日はまったく触れないのでしょう。

 実際今の20代30代の人間はネットや小林よしのりさんの影響もあって結構右寄りだと思います。たとえば、首相の靖国参拝について質問したら10人中3人が問題なし、後の3人が消極的ながら賛成、2人興味なし、2人反対というイメージです。もちろん、朝日や毎日もそのことには気づいているでしょう。だから、こういう記事はあえて報じないのでしょう。もし、この記事をみたら自民党に失望して政治に興味を失ったり、一回民主党で仕方なしと思っている右寄りの若い人間は間違いなく自民党に投票するでしょうから。

 でももっと本質的に思うのは、本当にこの国の将来を決めていくのは教育であり外交であり安全保障なのではないでしょうか?もっとそういう議論を闊達に促すことがマスコミの役割なのではないでしょうか?ということです。