Helloという文字が表示されたとき何かを感じましたか? | 技術者が教える初心者さんのためのC言語

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いつも感謝しています。Nです。

前回の記事「3つの手順の実行」
http://ameblo.jp/engineertalksc/entry-12085484428.html
で Hello と表示するプログラムを皆さんに書いてもらい実行してもらいました。

Helloという文字が表示されたとき、何か感じましたか?

今日は、前回のプログラムで皆さんが「おさえておくポイント」を話したいと思います。
「おさえておくポイント」は2つあります。

この2つのポイントを知って、「3つの手順」をドンドン経験していくことで、よりプログラムの上達が早まると思います。また、今回はC言語の文法的説明というよりも、機械と会話しているような感覚で以下の文を読んでみてくださいね。

初心者さんは、文法にすごく意識がとらわれがちなので、多少アバウトでもよいので、プログラムにある流れを感じとるようにしてみてください。

C言語で書かれたプログラムを実行する”機械さん”は、
1) 書かれたプログラムを上から下に順に読んで理解していく
2) 実行するのは、main関数の中身
という性質を持っているということです。

これをプログラムを書く側の立場から述べると、
1)main関数で実行するための準備を上から順に書いていく
2)main関数に実行したいことを書く
となります。

例えるならば、
「”機械さん”、私はmain関数の中であなたにやってもらいたいことがあるので、この準備(心構え)よろしく!」というのを上から順番に書いていく。そして、main関数の中で、「これをやって!」と機械に言うという感じです。

では、実際に前回のプログラムで説明しますね。

#include  <stdio.h>

int mian( void )
{
    printf("¥nHello");
    return( 1 );
}

#include  <stdio.h>
の部分が、機械さんに、「私はmain関数の中でprintfという関数を使うから準備よろしく!」に相当する部分で、#includeが準備(含め!)しろ、<stdio.h>がprintf使うよという感じになります。

int  main( void )
{
の部分が、「実行して欲しいことはね」みたいな感じです。

printf("¥nHello");
の部分が、「Helloと表示して欲しいです」みたいな感じです。

return( 1 );
}
の部分が、「以上です」みたいな感じになります。

最後に、今日あなたにやってもらいたいことがあります。

前回Helloの部分を色々変えてみましょうと言いました。
今日は、そのあなたが変えたプログラムを、上のような感じで読んでみましょう。そして、もう一度「3つの手順」を実行し、プログラムを動かしてみましょう。

Helloに変わるあなたが出したいと思った文字が表示されたとき、何かを感じましたか?