測定士の登録講習2日目です。
今日が最終日ってことで、修了試験があるので、ドキドキです。
なんと言っても、二種の時は関数電卓で幾何標準偏差とか求めたりしたので、大変だったし、そもそも私は作業環境測定は騒音測定程度しか実物を知らないので、検知管とか諸々の作業を見たこともない状態で受けるのは頭がパンクする思いでした。
しかも、学科試験があるけど、実技講習が結構あって、知らない測定器の操作を覚えて、作業するのに意識を持っていかれる感じでした💧
え
今回の粉じんの登録講習についても座学というより、実習でしたね。
2日目は午前中に「重量分析法」午後から「計数分析法」の講義でした。
実際に石綿のサンプルを位相差顕微鏡を使って数えるという作業をしましたが、結構難しいですね。
最後に修了試験があり、学科と実技があります。
私は実技基礎講習を受講しているので、実技試験免除となりました。
筆記試験についてはマークシートではなく、記述式で、数問計算問題もありました。
合格ラインは70点です。
まぁ、この手の講習では、修了試験の問題や出題範囲は講義中の講師の話を聞いていれば問題ないはずです。
因みに、不合格の場合は10日以内に再受講通知が来るそうです。(再受講3万円)
合格者いは10日~1か月以内に修了証が送付されます。
今回の講習で感じたことは、分析で使用している機器は最新ではないということ。
こういった基準の中で行われるものは、過去に結果を評価され、認定されているものしか使えないので、後から出来た機器や手法については、簡単に切り替え出来ないのだろう。
そして、実際にサンプリングや分析といった現場を知らない人が受講する場合は、何をやっているか全く分からないと思います。
ただ、筆記試験だけで資格が取得できるものは、文言を覚えるだけで取得できると言えます。
それに比べると、やはり実際に作業することで、自分の身になる資格に近いものだと感じました。
測定士は実務経験が無ければ受験出来ないのも納得です。それだけ重要な資格だということでしょう。
もし、測定士を受験しようとしている方がこのブログを見られているのであれば、試験勉強中に出てくるサンプリングの装置や測定機器、分析方法などを検索して、画像や動画で見ておく方が覚えやすいと思いますし、登録講習で講師の話が理解しやすくなると思います。