Let’s5 バーハン化 Vol.14 | Engineer’s Laboratory

Engineer’s Laboratory

孤独なエンジニアによる趣味の世界

 

前回に引き続き、レッツ5のバーハン化に伴うヘッドライトについてです。

 

レッツ5に限らず、バイクのヘッドライトには大きな違いがあります。

 

車やバイクの事を知っていくと、電源がDC12Vと言うのが基本として認識されていると思います。

 

勿論、トラックがDC24Vだったり、古いバイクは6Vだったりする訳ですが、一般的にはDC12Vが多いです。

 

DCとは『Direct Current』の略で、日本語では直流と呼ばれます。

 

乾電池やバッテリーの電源です。

 

もう一つ家庭用の電気などで使われているAC『Active Current』と呼ばれる交流が存在します。

 

知らない方の為に簡単に説明すると、直流はプラスとマイナスの電気が一定に流れています。

 

交流はプラスとマイナスが交互に入れ替わります。

 

みなさんの苦手な分野ではないでしょうか?電気ってかなりマニアックな世界ですからね。

 

 

何故こんな話をしたかと言うと、バイクのヘッドライトの電源がDC12Vじゃないモノが存在するからです。

 

どう言うことか?ヘッドライトなどの一部の電源のみAC12Vが供給されているからです。

 

 

交流の電源が供給されても、純正で使われている電球は普通に点灯してます。

 

しかし、LEDには使えないんです。

 

ご存知の方はスルーして頂けばいいのですが、LEDとはダイオードの一種で、ダイオードは半導体です。

 

半導体には極性があり、プラスとマイナスの電極が決まっています。

 

その為、一定方向から電流が流れる直流にのみ対応しているのです。

 

もし、交流電源にLEDを繋ぐと、高速で点滅するか、点灯しないか、壊れるかです。

 

それに対応させているLEDの電球は市販かされています。

 

もし単純にLED化させようと思っている人がいるなら、こちらから探せます。

 

バイク用LED

 

 

では、本題に戻りましょう。

 

今回用意したLEDは直流専用のモノです。

 

そのまま、交流電源に繋ぐことは出来ません。ではどうするのか?

 

単純に考えれば、DC12Vの電源が有ればいいって事です。

 

一番簡単な方法はバッテリーから電気を供給するようにしてやれば点きます。

 

が、これは禁じ手です。

 

理由は、バッテリーに供給している直流の電気の量に対して、ヘッドライトで使う電気の消費量が多いから、バッテリーが上がったり、ヒューズが飛んだりします。

 

供給より消費が多いとバッテリーが空になってしまいますよね。

 

他の方法を考えましょう。

 

 

では、交流電源を直流電源に変換してやればいいのです。

 

そんなのどうやるの?って思われるでしょうが、バッテリーに供給している直流は、発電された時は交流です。

 

それを整流して直流にしているだけです。

 

整流回路を組んでも良かったのですが、面倒臭いのでYahoo!ショッピングで検索してみました。

 

 

 

こんなのを見付けた。

 

お値段は1,900円とそこそこのお値段ですが、背に腹は代えられないのでご購入です。

 

これで電源の問題はクリア出来そうです。