シフトペダルの怪 | Engineer’s Laboratory

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孤独なエンジニアによる趣味の世界


ボンネビルオーナーの中では有名な話ですが、シフトペダルが遠い・・・。

日本人が小柄だからそうなの?

私は靴のサイズは26cmと日本人なら普通サイズ。

普通にステップに足を乗せ、シフトチェンジしようとすると、爪先しか引っかからないので、シフトチェンジの度に足を少し前にずらさなくてはならない感じでした。

いろいろ調べてみたところ、同じ問題を抱えていらオーナーが多く、社外品に交換したり、ペダルをショート加工しているようでした。

私もチャレンジすることにしました。

日頃の仕事で金属加工もやるので、たいした作業じゃないですが、参考にまとめておきます。

普通は今付いているペダルを加工すればいいのですが、私は以前から、元に戻せないカスタムをする場合は同じパーツを仕入れて、それに加工することで、オリジナルを保管し、いつでも戻せるようにしています。

結果としては元に戻すことなんてないんですけどね。

ヤフオクで純正のペダルを探すが、ボンネビルって取引されてる金額高くね?

外車はパーツが高いってのは知ってるけど・・・。

でも、好きなバイクに乗ってて、操作しにくいのは頂けません。

特にシフトペダルはシフトチェンジには欠かせないパーツ、スムーズな加速や素早いシフトチェンジ、安全な操作の為には妥協したくない。

でも、中古に高い金は払いたくない。

そして、無難な金額のシフトペダルを発見。

競りの相手は居たが、私の上限額までで手を引いてくれたようだ。

遂にゲットした。

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多少キズはあるが、問題はない感じ。

さあ、加工に入りますよ。

まずは、実際にどのくらい短くするかです。

先人達のブログなどでは20mmくらいが多いようです。

私もボニーに跨り、位置を確認。

やはり先人の知恵ですね。20mmが良いようです。

①穴位置を罫書く。
 これはアバウトで大丈夫。
 でも、純正の穴位置からスケールで20mmの位置にマーキングします。
 センターに合わせないと強度も見た目も悪いですから気を付けましょう。
 マーキングに合わせてポンチを打ちます。

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②穴開け加工
 ボール盤で穴開けします。
 バイスに敷き板置いて、そのにペダル先端の裏側のフラットな面を載せて固定します。
 挟むのは先端だけ、先端は後で切断するので、キズが付いても平気だから。
 言葉じゃ分かりにくいですかね?
 目的はシフトペグを止める穴を垂直に開ける為です。
 純正ペグの穴が垂直になるように固定して、新しい穴を開ければ、その穴は平行に開けられるってこと・・・。

 穴のサイズはペグのネジピッチに合わせます。
 ボンネビルのペグはM8(並目)ですので、下穴は6.8mmです。

 穴開けは細いキリで下穴を開け、3段階くらいに分けて穴を拡張するようにしましょう。

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はい開きました。

穴の縁にはバリが出ますし、次の加工の為にも面取りをしています。

③タップ加工
 タップが分からない方も居られるかな?
 要するに穴にネジ加工をするってものです。
 M8用のタップを立てました。

 一般的には加工するものをバイスなどで固定し、タップをタップハンドルに装着し、タップを回すのですが、今回は、ペダルを固定すると、アルミなので、キズになる為、タップを固定し、ペダルを回してタップ加工しました。

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こんな感じです。

この状態で使ってる方も居られますが、これにペグを付けるとなんだか不格好かなと思い、先端をカットすることにしました。そうされてるかたも居られますね。

③先端カット
 まずは切断したい形に罫書きます。
 マジックでフリーハンドです。

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罫書いた線が残るくらいの位置で切断します。

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後は形を整えます。

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段付きになって、如何にも削りましたって感じですね。
スコッチで磨きます。

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結構綺麗になって来ましたね。

これだとヘアライン加工のようになり、小キズのように見えます。

バフ掛けしたらこの通り!

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本当はアルミなので、表面処理しなきゃ錆びちゃうから、バフ掛けしたくなかったんです。

でも先端をカットしたことで、嫌でも表面が剥き出しになってしまうから、この際仕方ないですが、全面バフ掛けしました。

私のボニーはクランクケースがメッキなので、シフトペダルが鏡面じゃなかったから、微妙な違和感があったので、これで解消されるでしょう。

後は表面処理をどうするかです。

①ガラスコーティング
②クリア塗装
③メッキ処理

市販のコーティング剤は3か月くらいしか持たない、メッキ処理に出すと結構高い。

ウレタンのクリア塗装をすることにしました。

そして、装着したのがこちら。



早速試運転に出掛けました。

やっぱり違う。

自分の体形に合ったポジションだと、操作も楽だし、バイクとの一体感も増しますね。

取付前後の写真を撮り忘れたので、これは後日ってことで。

久々に乗るので、自分が下手くそなのか、それともバイクそのもののバランスが崩れてしまっているのか分かりませんが、いまいちバイクとの一体感がないように感じてしまう。

古いバイクだから仕方ないって諦めるのはまだ早いように思います。

これからキッチリ整備していけばいいと思っているので、知識と技術のあるショップにお願いしたいな・・・。

取りあえず、GWには友人とツーリングの計画を立てているので、それまでにツーリング仕様のボニーに仕上げたいですね。

外した純正ペダルは転倒による折損時の応急処置の為、バッグに入れておきたいと思います。

新生ボニーは転倒で、ペダルやステップが折れることがあるらしいですので・・・💦