今日はハブベアリングの交換です。
ボンネビルではなくエスティマです。
我が家のエスティマはACR40W。2.4Lの4WDです。
半年くらい前から左フロントより異音があり、そろそろ限界だろうということで修理をすることにしました。
ベアリングを打ちかえるのが面倒なのでナックルごと交換しようと思い、ヤフオクで検索したところMCR40Wのものを発見。安かったのでポチッと落札。
同じ4WDなら2,4Lも3Lもイケるんじゃないかなという考えでした。
事前にハブベアリングが共通だということは調べていました。
休みの日にナックルを外して付け替えをしたところドライブシャフトのスプラインが合わない。
3Lの方がドライブシャフトが太いということが判明!
泣く泣く元に戻しました。
仕方なくベアリング交換することにしました。
ベアリングは純正同等品を購入。純正部品の半値くらいで買えました。
我が家には油圧プレスが無い為、知り合いの車屋さんに場所と工具を少々お借りさせてもらうことに。
写真を撮り忘れたので文章のみになってしまうので分かりづらいかもしれません。
作業開始
ジャッキアップしてタイヤを外します。
ABSのセンサーがナックルに上から付いているので外します。
キャリパーを外します。
ブレーキローターを外します。
ステアリングロッドを外します。
タイロッドエンドプーラーを使うと簡単に外れます。
叩いてもいいですが、ネジ山を痛めるのでおすすめしません。
ハブナットを外します。
回り止めのカシメがあるのでそれを戻して30mmのボックスで緩めます。
ロアアームの固定しているボルト1本とナット2個を外し、ショックを固定しているボルトを2本抜きます。ここは22mmのボックスでした。
これでナックルが外れます。
手で回してみるとゴリゴリした感じがあります。
さて、ここからが本番です。
ネットでいろいろとブログに書かれているハブベアリング交換ですが、簡単そうに書いてあるのですがそんなことは全くないです。
構造がいまいち分かりにくく手探りでやりました。
まずはハブを抜きます。
バイスにナックルを挟んで、真ん中のハブだけ叩いて抜きます。
このベアリングは2重構造になっていて外輪は1個、内輪は両側から挿入され2個になっています。
ハブが抜けると外側にある内輪がハブにくっ付いたまま抜けます。
これは隙間にタガネを打ちこみ、少しずつ叩きましたが中々抜けず、プーラーで抜きました。
これはサンダーで削り落とす人もいますね。
次にナックルの内側にステンレス製のカバーがあるのでこれをマイナスドライバーでグリグリやって抜きます。変形するので注意が必要です。
形状が底の抜けたお椀型なので引っかかりも少ないので大変です。
カバーが外れるとスナップリングが入っています。
これを外すにはスナップリングプライヤーが必要ですが、スナップリングがでかすぎて縮まりません。
マイナスドライバーで抜きました。
ラジペンでも取れると思います。
ここからが一番大変でした、叩いても殆ど抜けないのです。
30分くらいハンマーで叩きましたが15mmくらいした抜けません。
抜く方向にはナックルの形状が悪く水平に置けないので油圧プレスも使えない状態でした。
木材の切れっ端を使って水平を造り油圧プレスで抜くとなんとか抜けました。
ベアリングの球は外側は正常でしたが内側は焼けて飴色に変色していました。
バラしたパーツを綺麗にし、ゴミが入らないようにします。
まずはナックルにベアリングを圧入。
ベアリング交換の基本ですが、外輪をはめる時は内輪に負荷を掛けないこと。
真っすぐ入れることです。
次はハブを圧入します。
こちらは内輪のみを押さえます。
ベアリング抜け防止のスナップリングをハメます。
要領よく叩けば入ります。
ステンレスのカバーが多少変形していたので叩いて直し、ナックルにハメます。
ABSのセンサーの穴が開いているので位置を確認しながら入れます。
これでナックルの完成です。
ナックルを外した時の逆の手順で取付ます。
試走した感じは全く違います。
ゴーゴーという音が消え、アクセルオフでのエンジンブレーキが効かなくなったのかと思うくらい慣性が違います。
最近悪くなった燃費も改善されるかもしれませんね。
使った工具は
油圧プレス、ベアリングプーラー、ベアリングセパレータ―、タイロッドエンドプーラー、バイス、ボックスレンチ(30mm、22mm、17mm、14mm)、メガネレンチ(17mm、14mm、10mm)、ハンマー(大)、マイナスドライバー、タガネ、CRC、パーツクリーナー
所用時間:2.5時間
自分の家でやってたら1日掛かっても終わらなかったかも…
手順や構造を理解していたら2時間掛からなかったと思います。
知識と道具が大事だということを再認識させられた整備でした。
そして二度としたくないと感じました。