クリスマスイブにフライドチキンを食べるのはアメリカの文化なのか? | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

ずいぶん昔ですが、新聞配達をしながら学生をしていたころ、人並みに「クリスマスイブにKFCのフライドチキンを食べる」ということをやってみたくて、

その日のために少しお金を貯めて、当日たしか一人で4ピースくらい買って、お腹いっぱいになるまでフライドチキンを食べた、ということがありました。laugh

また、副職的なバイトを探していた時に、KFCのバイト募集要項を見ましたが、

12月24日に出勤できない人は採用しない」というようなことが書かれていました。

・・とにかく日本では、「クリスマスイブにKFCのフライドチキンを食べる」というのが、まるで正月にお餅を食べるように新定番として定着していたと思いますlaugh


そしてそもそもKFCはアメリカ発ですので、

アメリカでもクリスマスイブにKFCのチキンを食べる人が多いのかと思っておりましたが、

そうではありませんでしたSurprise

今年は、うちの子が「KFCのフライドチキンを一度食べてみたい」と言っていたので、

じゃあ日本人らしく?クリスマスイブにKFCのフライドチキンを買ってみようか、ということになり、

今日 満を持してうちの奥さんがKFCで買ってきてくれました。


しかし、

実際に店舗に行ったうちの奥さんが言うには、24日の夕方という、日本のKFCであれば大行列ができているであろう時間帯にもかかわらず、

ポツリポツリとしかお客さんは来ず、普通の平日の日中と変わらない様子だったそうですSurprise

とにかく、多分10年ぶりくらいにKFCのフライドチキンを食べたと思いますが、ジャンキーな味わいではありますが、やっぱり病みつきになりそうな味だと思いますlaugh

味は、日本のものと変わりない(というか日本のKFCは忠実にアメリカのものを再現している)と思います。


それにしても、「クリスマスイブにチキンを食べる」というのはアメリカから来た文化だと思っていたのですが、

実際にはアメリカにはそのような文化はなく、Thanksgivingの続きのような形で七面鳥を食べるのがアメリカの本来の文化のようです。

日本での、クリスマスイブにKFCのフライドチキンを食べるという風潮は、アメリカから来たものではなく、

日本のKFCの広告戦略が大成功した結果による現象らしく、

ちょうど、バレンタインデーがなぜか日本で別のものになってしまったのと同じ現象かと思います_

・・ただそれは、「独自文化のようなものを意図的に浸透させることに成功した、日本企業のすぐれたマーケティング戦略」という見解もあると思います。

 

KFCのビジネス戦略に学ぶところは多々ありそうですニコニコ


なお、うちのお向かいの家は生粋のアメリカ人で 毎年アメリカの伝統的なクリスマスの過ごし方をされているようですが、

今年は、イブの夜に以下のような素敵なデニッシュ(手作りを届けてくれましたsmile


簡単だけどメッセージカード付き ですsmilesmile

こういうところが、アメリカに住む喜びのひとつのように思いますsmile

日本人の、アメリカ人に対する印象としては、(私だけかも知れませんが、)どちらかというと冷たい印象のような気がしますが、

この約7年間のアメリカ生活の中で、生粋のアメリカ人は実際にはとても温かい人たちだと感じています。