意外だったマイクロソフト社の新製品 | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

先日のMicrosoft社のIgnite2024という大きなイベントにて、

 

私はてっきり新発表されるものはほとんどAI関連のものばかりになるものと思っていましたが、

 

ちょっと予想外だった発表がありました。びっくり

 

それは、 Windows 365 Link という製品の発表でして、

Windows 365 Link—the first Cloud PC device - Windows IT Pro Blog (英語

 

とってもコンパクトでスタイリッシュで安価な、新しいデバイスの発表でした。

 

これを見た方の中には「これってMac miniの真似じゃない?」とか笑い泣き

 

 

今更 ミニPC?出すの遅すぎじゃない?」とか笑い泣き笑い泣き

※ミニPCとは、超小型デスクトップPCのようなものでして、中身にノートPCに採用されているパーツを使用している、ディスプレイやキーボードなどを自分で外付けするタイプのPCです。日本では結構売れているようです

 

 

まあ色々な声が聞こえてきそうですが、実は全く違っていて

 

この製品、そもそも普通のWindows PCでさえなく

 

クラウドサービスの Windows 365 に接続するためだけの端末だということですびっくり

 

つまり、これ単体ではOSの起動さえもしなくて、

 

常に、クラウド上にある自分専用のWindows環境に接続して、クラウド上だけでWindowsを使用する前提となっております。

 

したがって、この端末自体のCPUとかメモリとかストレージは Windowsの快適さには全く関係なく

 

100%クラウド依存の特殊なマシン、ということになると思います。

以前、企業での端末機として結構使われていたシンクライアント端末に近いデバイスだと思います

 

 

・・このようにしてWindows環境そのものをクラウド上に移行することで、いつでもどこでも同じ状態のWindowsを、同じパフォーマンスで(もちろん、クラウドに接続するネット環境が遅いと反応は悪くなると思いますが)使用できて便利だと思いますがニコニコ

 

私のような古いタイプの人間には、ネットに接続しないと何もできないマシンというのがちょっときついですね_

 

今時、どの道 ネットにつながっていない状態のPCなんて使い道ないんじゃないの?」というご意見もあるかと思いますが、

 

オフラインで文章を入力したり、プログラムを作ったり、動画や写真を編集したりと、

 

やることは色々あると思ってしまいます。インターネットが普及するよりずっと前からPCを使っている身としては。笑い泣き

 

 

まあいずれにしても、こういう製品がこのタイミングで発表されるということは、

 

今後IT環境はさらにクラウドサービスを中心としたものとなることを示唆していると考えられ、

 

WindowsがローカルPCで動いていたのは昔の話、という時代が来るのかもしれませんねびっくり

 

 

 

なお、上記の Windows 365 Link という新製品はAIと直接関係がないような書き方をしてしまいましたが、

 

たぶん、実際にはこの製品は、今後のAI促進を見据えてのものではないかと思われます。

 

というのは、現時点でのAIのひとつの課題はセキュリティであり、個人情報を Chat GPTなどのようなグローバルなAIサービスに送るのは危険なため、

 

自分のPC環境の中だけで動くAI、エッジAIと呼ばれるものが よりAIを実用的に使用するために必須という状況となっておりますが、

 

実使用レベルで動作するAIを個人PCで動かすためには かなり高性能なAI処理用チップNPU)を搭載していなければならず、

 

現時点でその条件をクリアするPCはまだ限定的です。

たぶん、その条件をクリアしている新製品のPCは、市場の10%未満かと思います

 

しかしながら、Windows環境そのものがクラウド上にあるのであれば、そのクラウド上のPC環境が高性能なNPUを搭載していればよく

 

端末となるマシンを高性能なものに買い替える必要はない、ということになりますニコニコ

 

おそらくマイクロソフト社の方針は、すべてのWindows 365サービスを、将来的にはAIが快適に使用できるレベルのスペックのものにしていく方向性なのではないかと推測されます。

※個人的な予想・見解です。

 

そして今回のこの Windows 365 Link という製品の意味は、「今後はユーザーが高性能PCを購入しなくとも、Windows 365 サービスを経由することで AIを快適に使えるようになる」という状況を浸透させてゆくためのような気がします。

 

(※なお、Windows環境がクラウド上に置かれている時点でセキュリティ的にヤバいんじゃないの?と思われるかも知れませんが、クラウド上のサービスは、ネットに接続された個人PCよりはるかに安全だと思います。ニコニコ

 

また、上記の Windows 365 Link というデバイスの発売時期は、ブログによると来年の4月の予定のようです。

値段は349ドルということで、日本円で4万円台くらいになると思います。

ただ私は個人的には・・高性能ノートPCの方が欲しいですね爆  笑