アメリカのリハビリ治療 | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

日本における骨折などの怪我の後のリハビリは、おそらく治療したところと同じ病院・クリニックで行うものだと思います。
日本で骨折したことがなかったので経験はありませんが、リハビリ専用のクリニックに行く という話は聞いたことがありませんでした

しかしアメリカでは、どうやら治療をするところと リハビリをするところは別の施設になっているようで、
私のかかった治療院は少なくともそうでした

ギブス(ちなみにアメリカ英語では cast)が外れた段階で、治療院の先生が「モーション(動き)を回復させるために、ハンドセラピーを受けに行きなさい」といって、

以下のような紹介状のようなものを書いてくれました。



なお、「セラピー therapy」というと、私の日本語の感覚では 傷の治療というよりは メンタルなどを癒すセラピーを連想してしまいますが、


どうやらここではリハビリ治療のこともセラピーと言うようです。


さて、幸いにしてうちから車で10分程度の所に系列のハンドセラピーのクリニックがあり、そこに予約して行ってみました。

記入する書類が大量にあり、それを埋めるだけで20分くらいかかりましたが_

記入して少し待つとすぐに、治療室の方へと案内されました。

・・私の印象では、リハビリ治療というのは痛みを伴う 結構つらいものだと認識していたので、

勝手の分からないアメリカのリハビリ治療がどのようなものなのか、

強引にグイグイ動かされたり、あるいは専用の機械で動かされたりしてとても痛いのではないかと心配していましたが_

実際には、癒し系の優しそうな方が、丁寧に手首のモーションをつけるための運動の仕方を指導してくださって、

これと同じことを一日3~4回続けてください

ということで、Instructionのシートをもらって 20分くらいで終了しました。


一週間後くらいにフォローアップセッションのためもう一度来院する予約をしているので、来年早々またそこに行く予定ですsmile


なお、右手首の骨折で辛かったことの一つに、ギターが弾けなくなった ということがあったのですが
ギターを弾くという行為が、どれほどメンタル的にも有益だったかを思い知らされました

今回、セラピストの先生から「ギター弾いてもいいですよ、むしろ左右に手首を振るモーションの治癒に有効です」と言っていただけましたsmile

ただ、右手でピックを使ってストローク(振る)するだけの動作であっても、実は無意識のうちに非常に細かい手首の使い方をしていたようで、現状全然ストロークができません_


さらに怪我していない左手の方も、一カ月もギターのコードを押さえるフォームを作っていなかったため入門者以前のレベルに逆戻りしており_、隣の弦に指が引っかかって音が出ないといった昔悩んでいた状態になっています。

まあ、ゼロからの出直しですね_