自然の中で行われたオフサイトミーティング | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

先日、うちのチームにて オフサイトミーティング日常業務からいったん離れて、丸1日とか2日とかかけて、みんなで椅子を並べて 何か大きなテーマ、例えばAIを業務に取り込むにあたっての長期プランはどんな感じか、などについて徹底的に話し合う機会)をやったのですが、

その場所として、うちの会社の中にある「ツリーハウス」を使いましたSurprise



このツリーハウスは、日常とは違う環境を使うことで 開放的なマインドで話し合いができることを目的としたものなのですが、

基本的には 大型スクリーンや Teams参加用のコンソールなどもなく(うちの会社のMeeting Roomにはほとんど全室それらが用意されているのですが。。)、

ドアを締め切らないため 自然とのつながりが強く感じられる環境になっていますsmile

※もちろん電源用コンセントや、WIFIはきていますので、普通に仕事をすることも可能です



通常、この手のOffsite meetingというのは長く感じることが多く(平たく言えば退屈_ もしくはあまり有意義な結果を生み出さないことが多く)、

思えばアメリカに移住する前に所属していた組織では 毎年必ずこういうOffsite meetingをアジア全体のレベルで行っていたのですが、

正直に言えば、偉い人の長話は 眠気との格闘だったり_

Team building(チームメンバー同士の関係を強くする)と称して行う わけのわからないゲームとかアクティビティにはあまり意味を感じられませんでした_



そしてこのチームで今回行われたOffsite meetingは、私が加入してから初めて行われたものだったのですが、

いずれにしても、Offsite meetingにあまりいい印象を持っていない私としては、正直、乗り気ではありませんでした。。

もう一つ正直に言えば、英語で抽象的な話を長々とされると、ついていけなくなることが少なからずあったので、不安だったのですOMG


しかし今回 参加してみたら、時間があっという間に過ぎてしまって、「えっ、もう終わり??」という感じでしたsmile

話し合った内容も非常に有意義プロダクティブで(建設的で)、本音を出し合い 本気で大改革する意識に満ちて、また、やる気がリチャージされた感じに 私も含めてみんななったようでしたsmile


上手くいったと思われる原因は おそらく

1. ツリーハウスを使って、自然の中でいつもとは違う空気の中で行ったこと

2. マネージャーが、あえて最初は前面に出てこないで みんなの本音を引き出すように仕向けて、そして後からきっちり「マネージャーの見解」を論理的に返したこと

3. あえてPCやスマホを開かなかったこと



があったかと思います。


結局のところ、この企画を考えて実現したマネージャーの手腕によるところが大きかったと思います。

もちろん、参加者全員が「このチームを本気で改革したい」と強く思っているということも重要だったと思います。

いわゆる「冷めている」人はチーム内に全くいなかったように見受けられます。smile


ところで、ツリーハウスにはリスもやってきましたsmile


多分、昼食に食べたピザの匂いにつられてやってきたのでしょうね。ニコニコ