「何歳でも好きな技術で生きていく」

エンジニア専門プラチナトーク マスタートレーナー 亀山雅司(Mark.jp)です。

 

 

自然災害が多いですね。

気候変動が激しくなっています。

 

先日、「関西空港の連絡橋は一本でいいの?!」の質問に、関西エアポートの責任者が「不足とは思わないが、タンカーがぶつかるとは思わなかった。甘かった。」と言ってました。

 

口調は「自分たちに責任はない」と言っているように聞こえました。

 

連絡橋には莫大な費用がかかるから、予備の2本目を作っておくことは不可能

 

しかし、それを理由に「それ以上は責任がない」という口ぶりは、エンジニアとしてNGと思います。

 

「原因が何であれ、機能マヒした状態を計画なしで対処する」のは思考停止以外の何物でもない。

 

彼らは橋がなくなるかどうかの可能性は別にして「1本の橋がなくなれば8000人規模の人が動けない」という事態を事前に知っている。

 

ところが、日本は「橋がなくなるかどうか」を議論して「橋の損傷は通常では考えられない」となるとその先を考えない。

 

「通常」なんてすぐ例外がでてくるんですよ。

 

 

だから、理由があってもなくても「橋が無くなった時」を考えておく必要があるんです。

 

例えば、

 

ギブアップ(思考停止だと消去法的にこれになる)

 

輸送は何も手段を打たないと決める

 ただし、非常用の食糧や毛布、トイレ、動力付きの送風機を4日程度確保しておく、とか復旧までしのぐ対策がいる。

 (対岸からヘリで持ってきてもらう協定でもいいと思う)

 これとギブアップの違いが分からない管理者は終わっています。

 

大型観光船を移送に使用するよう協定を結んでおく

(災害の時は観光船は空いてますよね)

移送先も対岸なのか、別の港なのか選択肢があります。

 

関空を利用して休業等の損害が出た人に賠償する。

 時間は戻せませんが、金銭は戻せます。一人20万円で8000人(職員含むから実際は3000人くらい?)だと16億円。

 連絡橋をつくらない代わりにこの金額を確保しておくのはそれほど無茶だとは思えない。

 

 関空は利用者から見れば、場所的に不便なうえに、気候によってすぐに通行がとまってしまう「構造欠陥」の空港です。

 私は関西にいた時は、極力関空を使うのを避けていました。
 伊丹空港や神戸空港は便利ですよ。

 

 

連絡橋は一本でいい。

 

だけど、リアルにどうするのか、それ以上考えないというのはNG。

 

日本は災害で同じ失敗を繰り返しています

 

 

話し方は、思考があってこそ意味があります。

 

口先だけで実行力のないことを言っていても無駄なだけですから。

 

 

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エンジニア専門プラチナトーク マスタートレーナー 亀山 雅司(Mark.jp)でした。

 

※今秋にエンジニア専門話し方の出版(今秋)をお届け予定です。