「自分自身を一番大切にすること。」

「ありのままの自分でいること。」
「流れに身を委ねること。」

日々の生活で、大事にしていることです。
そして、そんなわたしの生活の延長として、人と自然と響きあい「願いが叶うアラジンリトリートハウス」を2022年にオープン。
その翌年に癌を告知され、皆の家の管理人という気持ちで始めたリトリートを、自ら体験することになりました!

わたしは「死が怖くない。」のですが、理由は二つあります。
一つは4才の時に父が胃癌で他界してますが、近くで守っていてくれるということを、命日やお彼岸、お盆など大切な時に、時計を狂わせて気づかせてくれています。
強烈な事としては、ホームステイに行く前に壊れていた振り子時計が突然動き、何のメッセージかな?と思いながら渡米したら湾岸戦争が始まった、ということがありました。
3.11の前には、家の時計が全部狂い、その日は予定が二転三転して外出せずに自宅におりました。
と言うように、肉体がなくても魂は永遠だということを、幼少期から体感してて、新盆の提灯を眺めながら「命ってなんだろう?」と考えていた幼稚園児でした。

もう一つは、ベトナムの禅僧テイックナットハンの瞑想を2015年より習慣化していること。
マインドフルネスの祖ティックナットハンは「死もなく生もなく」など沢山のわかりやすい本を書かれているのでお勧めです!

そして、ハマったエドガー・ケイシーも輪廻転生を唱えています。

恐れは全くないなかで
「何故、乳癌になったのだろうか?」
自己対話をたくさんしました。

頑固な人が癌になる
女性性を大切にしていない人が女性系の病になる
食生活が悪い
ストレスが原因
低体温でがん細胞が元気になる

など、巷で言われていることを自己対話したり、瞑想や内観をたくさんしました。

誰にも平等に起きる【生老病死】
癌=死とは限らないけれど
告知されると、死を意識できる分、今を大切にできるので、癌は有難い病気だなぁ~と元々思っていました。
告知されて自己対話をしたことは、今迄の生き方を改めるよい機会になりました。

巷で言われている癌の原因が、思いあたる点はあります。
でも、ストレスが強い人が全員癌になる訳ではないし、乱れた食生活でも病気にならない人もいます。
原因探しをして自身を責めるのではなく、自身にとってよくないと思われる事を改めるとてもよい機会になりました。

今迄も内観して「自分を大切に、あるがままで流れに委ねる」ことをしてきましたが、告知されたお陰で、より深く内観することができました!

人は一人では生きていけないし、お互い様で生きています。
他者を尊重するあまりに、自身を置き去りにしてしまうこともあります。

わたしの場合4才で父を亡くし、しっかりした子どもになったので、先生から頼りにされる存在になり、他人のお世話をよくしてました。
高校の同窓会で担任の先生に
「今、何されているの?」と聞かれ
「セラピストです。」と答えると
「あなたらしいわね~。」と言われました。

セラピストはわたしの使命と思っていた時期もあったけど、これはわたしの本質ではなく、幼少期の環境からきている癖であり習慣であり得意なこと。
そして、家族事の難題も解決できてしまうので、一人で抱えていました。
ストレスと感じながらも、こなせてしまうので…ダブル介護や相続~と5年程続き、甘い物を欲して毎日食べ、34℃代の低体温になってしまったこともありました。
腎臓を患いドクターストップになり、3週間安静になったり、頻尿、ぎっくり腰、五十肩、そしてコロナ感染後の後遺症が3ヶ月続き…
免疫力下がっている?何かがおかしい?と思っていたら乳癌が発覚されました。

スイーツ好きではありましたが、食事に気をつけていたし、セラピストなのでアロマやハーブ、酵素作りなど心身によいことをお伝えする仕事をしてました。
健康だったので、実験だけして日常行っていなかったことを実践し、ヨガも再開していくうちに告知前よりも元気になりました!

自分を大切に、自身に嘘をつかず素直に、考えるのでなく直感に従い流れに身を委ねていたものの、家族事に関しては「ねばならぬ」で行っていたのが、癌告知されたお陰で無理せずにできるようになりました!

そう!
自身としっかり繋がり、自由のキップを得たのです!
癌告知されて自由が拡がりました!
気づかせてくれた病に本当に感謝です。

続く~