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Swallow Meal Association (SMA)

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先日、私が言語聴覚士として勤務する病院のDr.からこんな事を聞かれました。
「失語症以外にも色々やってるみたいだけど、言語聴覚士は結局何が仕事なのはてなマーク


認知度の低さに悲しみを覚えましたが、確かにどの疾患をメインの対象としていくかは各医療機関、各言語聴覚士の方針に任されているので、他職種の方にとっては少し分かりにくいのかもしれませんあせる


ちなみに…言語聴覚士法による言語聴覚士の定義は「厚生労働大臣の免許を受けて、言語聴覚士の名称を用いて、音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある者についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うことを業とする者をいう。」とされています。
その他、「医師又は歯科医師の指示の下に、嚥下訓練、人工内耳の調整その他厚生労働省令で定める行為を行うことを業とすることができる。」とも記されています。
小難しくて分かりにくいですよねあせる


言語聴覚士の仕事は大きく分けて
①言語・認知
②発声発語
③摂食嚥下
④聴覚
⑤その他
というように分けられるのですが、日本言語聴覚士協会の会員動向にはこのようなデータが出ていましたビックリマーク


一般社団法人 日本言語聴覚士協会 : https://www.jaslht.or.jp/trend.html


複数回答での調査ではありますが、成人言語・認知や発声発語の障害よりも、摂食嚥下に関する障害を対象としている言語聴覚士の方が多いという結果が出ていましたチョキ
医療技術の進歩により、脳出血などの脳血管疾患に対する救命率が高まってきている現在、命に関わる後遺症の一つである摂食嚥下に関するニーズは、今後さらに高まってくる事が予想されます。


「失語症といえば言語聴覚士」だけではなく、「摂食嚥下といえば言語聴覚士」とも言われるように頑張って活動していきたいと思いますDASH!