だなんて信じられないし信じたくもない心境です。


えーどうも、ご無沙汰しております。

宮廷女官アーシュラでございます。


ずいぶんと間が空いてしまいまして、このまま自然消滅するのも悪くないかなーとは思ったのですが、

…というか誰か見るのか?という感じではありますが、

事後報告として。つらつらと書き残していこうかなと思います。


まずは…、

『シンベリン』全日程無事に公演を終えることができました!

満員御礼!!

ご来場くださいました皆様、本当にありがとうございました。


予想をはるかに上回るたくさんのお客様に足を運んでいただきまして、本当に嬉しかったです。

見てくださる方がいて初めて、演劇は成立する。

舞台芸術の質が古典的なものであろうと、逆にどんなに前衛化しようと、これだけは変わりません。

至らなかった点は数知れませんが、足を運んで下さったたくさんの方々に支えられて

舞台が滞りなくやりとおせたことにはひたすら感謝の一念であります。重ねがさね、ありがとうございました。


27日の千秋楽の後は、みんなで打ち上げに参りました。

私たちがどんちゃん騒いでいる間にも、打ち上げ不参加であった音響さん照明さんは機材を運んでくださっていたとのこと。

申し訳なさと有難さでいっぱいです。

スタッフの皆様にはどれだけ感謝しても足りません。

打ち上げには参加されていましたが、もちろん舞台美術の伊藤さんも!本当に助かりました!!


打ち上げでは、大入にて演出家のあややんからスタッフ・キャスト一人ひとりに温かいお言葉を賜りました。

私もとっても嬉しかったです!!何を言われたかはもちろん秘密です。

功労者であるあややん&舞台監督の江尻くんに感謝の念を示すべく、

シニョール・ヤーキモー主導のサプライズなんかも行われ。

夜を徹しての打ち上げは大層盛り上がったのでありました。



さてさて、舞台が跳ね、打ち上げも終わり、私たちはようやく重圧から解放され…?

いいえとんでもない。そこからが本当の戦いだったのです。

そう、千秋楽の向こうには、卒論という最強にして最大の敵が待っていました。

しかしそこはチーム『シンベリン』。演劇を通して培った絆は伊達ではありません。

某SNSなど駆使して互いに近況報告し合い叱咤激励し合うことの絶え間なさ。

「それでは夜通し書いていたので横になって休むことにします。」

「まあ、処刑場へ馬で引きずられて行く者でも、そんなにのろのろ書くはずはない。」

などなどセリフをもじった名言も多数生まれ、


無事!

晴れて皆で卒論を提出することができました。


もう半年前、企画が持ち上がった当初から

「こんな時期で大丈夫か…?ひとりでも卒論落としたりしたら落としたりしたら落としたりしたら…!!!」

と胃を痛めていた私としては本当に、本当に安堵致しましたですよ。

みんな、お疲れ様でした! あとは口述試験を乗り切るのみ…!!



と、いうわけで、

今度こそ本当に解放されたので、一昨日はみんなで『シンベリン』の精算会+飲み会を行ってまいりました。

皆様から頂いた多くの差し入れを美味しく頂いたり。

小道具や衣装の分配・返却をしたり。

アンケートも読ませて頂きました。厳しいお言葉、温かいお言葉、すべてが貴重なご意見です。

飲み会はまたしても大多数の人が夜を徹する結果に。

早々に帰ったはずが電車で寝過ごして終電を逃し、3時間近くかけて徒歩で飲み屋へ舞い戻ってきた某氏は

もはや伝説になりました。本当にお疲れ様でした……。



以上、長々と書いてまいりましたが…

実のところわたくし、半年前から、

本当に成功するんだろうか?やって大丈夫だろうか?(卒論的な意味で)

という不安が拭い去れずにおりました。

結果としては、演映第一期生のみんなでこの舞台を作り上げることができて、本当によかったと思います。

がんばったキャストのみんな。

たくさん雑務をこなしてくれたスタッフのみんな。

スタッフはできなかったけれど応援してくれたみんな。

舞台監督の江尻くん。

脚色演出のあややん。

発起人のちゃい。

一人ひとりにコメントしたいくらいなのですが、あまりに冗長になりそうなので本日はここまで。

みんな大好きだよ!本当にありがとう!そしてこれからもよろしくね!


…と。なんだか勝手にシメっぽいこと書いてしまいましたが。

私以外にも何か書きたい人がいればブログの続き書いてくださいませね。


以上、アーシュラこと長谷川が徒然なるままにお送りいたしました。

長文、失礼仕りました。

残るは2ステ!

どうも、みおーじぇん・きもと・ぴざーみおです。
昨日初日を迎えた舞台「シンベリン」、本日も怒濤のマチソワを終え、いよいよ明日が最終日ですね。
昨日も今日も非常に多くのお客様に来ていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
やっぱりお客様あっての舞台。芝居は生物(なまもの)。思わぬところで反応があったり、その時いらっしゃるお客様の空気で我々の演技も変わってくるものです。
これだから芝居はやめられない。

さてさて話は変わって本日は舞台美術を担当して下さっている伊藤さんの誕生日でした!
…もうお分かりですね。勿論今回もサプライズでお祝い!
我らが舞台監督江尻氏の指揮のもと、終演後の返しと称して転換の確認をするかと思いきや、登場したのはバースデーケーキ!
ちょっとピリピリした空気を作ってから一気にサプライズに持っていく手法はお見事でした。
前回は騙される側だったリューシャス将軍も「やる側楽しい!」とはしゃいでおいででした。

そんな楽しいチーム「シンベリン」も、しつこいようですが明日が最終日!より多くの皆さんに楽しんでいただけるよう!全力を尽くしますよ!おー!
「役者さん一人一人が役を掴みきっていて面白かったよ~。」
ー僕の友人、S.K.のメールより。



おはようございます。
ブリテン国王シンベリンを演じている石渡祐平です。
公演初日が、終わりました。
ご来場いただいたお客さまには、重ねがさね御礼申し上げます。
どうもありがとうございました。



僕個人の話をすると、小学校中学校を共に過ごした良き友人が来てくれました。
旧知の友人と久方ぶりに顔を合わせるのは、いいものですね。

公演終了後、「迫力があったよ!」と僕に言ってくれました。
もちろんうれしいのですが、その彼の体型もまた迫力のあるものなので(小学生のときから、まったく変わらない)、僕は笑ってしまいました。

お前も、相変わらず迫力あるな。

「役者さん一人一人が役を掴みきっていて面白かったよ~。」と言ってくれたのも彼です。
いいやつです。



今日の夜は、中学校と高校を共にした友人が来ます。
超絶ギタリストです。
高3のときの文化祭の、最後の後夜祭は彼のためだけにあるようなものだったな。

また、千秋楽は僕の知り合いの新婚夫婦(去る5月に結婚、新婚旅行はトルコだった)もいらっしゃいます。



半ばどうでもいいことですね。
でも、次はどんなお客さまがいらしてくれるかということを知ると、新鮮な気持ちで公演に向き合えるのではないでしょうか。
「今回はあいつが見てるのか!がんばろう!」みたいに。
また、楽しくもなります。
「次は◯◯くんの彼女が来るらしいよ」だなんて、皆さんならテンションがすこぶる向上するではありませんか。すこぶる、すこぶるぶる。

僕はそうでも、ないですがね。

(大学でお世話になった諸先生方がいらっしゃる、というのが今の僕の不安)



さて、先のブログで、シエナ公の弟ヤーキモーこと、ヒローフミ・ニケ・タケーイ氏が石渡祐平を、つまりは僕を評していましたね。

彼いわく、石渡祐平とは「普段は会計とかやるしっかり者」である一方、「なんかちょっとたまにズレてるところがある(笑)」らしく、「そんな微妙なズレがメンバーを笑わせたりして楽しかったり」するそうです。

人物評としては、当たらずとも遠からず、少なくとも枠は捉えているが中身は再考の余地あり、ですね。

…(笑)、とは何だ、(笑)とは!

さらに彼の評は続き、最後には、「注目は「王は公演中に感動で泣くか」です」とまで書かれてありますね。
いやいや、あれは照明のおかげです。
ええ、素晴らしき照明のおかげですよ。
照明の微妙な当て方で感情を表現しているのです。

…なんてことを言っていると言い訳にしか聞こえませんが、
かの演出家氏は、公演前日あたりに「役者としての冷静さを失うな」とおっしゃいました。
僕もこのことを肝に命じて、あと2日、役を生きようと思います。
感情に流されないようにします。



気が向いたら明日もブログ書きます。
もし書くなら、テーマは僕の好きな人について書こうと思います。

…もちろん、『シンベリン』の登場人物の中の、好きな人ですよ。
先に3人挙げてしまうと、ピザーニオとベレーリアスと、ケーヤス・リューシャスです。

ちなみに、いちばんきらいなのは王妃。

では、紀元後間もないブリテンで、または舞台上でお会いしましょう。

チャオ。

ブリテン国王シンベリンこと、
石渡祐平