昨日、ブロッコリーの種を植えようと思ったらたったの2粒しか入っていなかったので、今日はガーデンセンターで買ってきました。
ネットショップも種類が多くて良いけれど、今すぐ植えたい!というときはやっぱり近所のガーデンセンターは便利ですね
選んだのはこの2種類のブロッコリー。両方ともエアルーム(伝統品種)で、自家採種可能な固定種です。
イタリアからの移民から1880年代にアメリカにもたらされた、歴史ある品種。イタリアのカラブリア州の「カラブリーゼ(カラブレーゼ」という品種です。定植後、58−90日で収穫できるようになります。
カラブリーゼ? 空振りーゼ? 空振りせずにちゃんと育ってくれますように
頂部の花蕾収穫後も長い間、側花蕾がたくさん収穫できるようです。日本でも種が販売されていますね。誰か栽培したことがある人いるかな?
昨日種まきしたカリフラワーはイタリアのシチリア島のもの。今日のブロッコリーはそのすぐ北の、カラブリア州のもの。イタリア旅行に行きたくなってきました…。
2つ目はこちらの Di Cicco (デシコ/ドシコ)。こちらもイタリアのエアルーム(伝統品種)で、固定種です。定植後、早く(48日ほどで)収穫できるものです。
1890年代にイタリアからアメリカに伝えられたもの。中小の花蕾がたくさん収穫できる品種です。こちらも日本でも販売されていますね。
育てやすさや、見た目の良さ、日持ちの良さ等を考えて改良されたF1品種は、私はあまり選びませんね…。もちろん、人によってF1の方がメリットがあることは理解できます。収入を得なければいけない農家さんはもちろん、迷わずF1を選ばれる方がほとんどでしょうし、それをあーだこーだ言うつもりは全くありません。それぞれの人の考え方は皆違って当たり前だし、土も気候も、皆違う。自分に合うものを選ぶのは当然だし、全然オッケーだと思います
私は、もし伝統品種がうまく育てられなければ、仕方なくF1に切り替えることもあると思いますが、歴史があり、世界のどこかで長い間愛されてきた、エアルーム、伝統品種に、魅力を感じるのです。伝統品種に今後いつまでも、なくなることなく続いて欲しいと思います。子供達にも伝えていきたいです。
畑は私のハッピープレイス。今年も好きなものに囲まれて、トキメキながら過ごそうと思います。(あれっ? こんまりさんみたいですね)