ようやく涼しくなってきましたが、昨年までと比べると異常な暖かさです。昨日はハロウィーンで、我が家にもたくさんの子供達が仮装してトリックオアトリートにやってきました。
さて、昨年の春に種まきした石倉ネギ。種はアメリカで日系人が始めた種会社 KITAZAWA SEEDさんから購入したものです。
日本と気候が異なるので、一体いつ種まきしたら良いのか分からなくて試行錯誤でしたが、この度ようやく収穫しました。種まき後、1年半経っています。
土寄せをせずにレイズドベッドで栽培したため、白い部分は短く20cm強ですが、太さは6cm弱もあるものが育ちました。早速お鍋で頂き、おいしさに感動! 近くの日系マーケットで長ネギは手に入らないので、いつも鍋は玉ねぎで代用していたのです。なんか違う、と思いながら![]()
栽培してみて色々とわかったことがあります。
1. 日本のサイトでは寒冷地で春に種まき、その年の冬に収穫、あるいは夏に種まき、翌年の春に収穫、とありますが、このアメリカ北部の寒冷地ではその両方ともダメでした。
春に種まきしても11月には凍ってしまうので収穫できない。10月に収穫するとなるとまだ未熟な大きさなので長ネギっぽくならない。
夏に種まきしたら、まだ小さすぎて、この極寒の冬に枯れてしまい翌年戻ってこない。
2. レイズドベッド、あるいは露地栽培であれば、ある程度の大きさになっていれば冬越し可能。鉢植えでは冬越しは不可能。(鉢植えは余計に寒さが身に染みるんでしょうね。他にも鉢では冬越しできないものがたくさんあります。)
結論: 春に種まきし、10月末までにある程度の大きさにまで育てておき(これが重要、大きさが十分でないと冬越し不可能)、冬の間は一旦枯れますが、全部ではないにしろ、春にまた戻ってきます。その後、希望の大きさになったら夏以降、収穫可能。という結論に至りました。実際、夏頃には普通の長ネギの太さにはなっていましたが、あまり数がなかったので、冬に鍋で食べるために収穫せずに置いていました。このやり方でも鉢植えのものは全滅してしまいました。土の温度が鉢よりは温かく保てるレイズドベッドか地植えが必須。
長期戦だったけれど、やっとこの土地にあった栽培のタイミングがわかって良かったです。あとは、今度はきちんと土寄せして、白い部分が長いネギを育てるのが課題ですね
長ネギ食べ放題の日本の皆さんがとても羨ましかったので、一歩成長できて嬉しいです。
大根は食べ放題です。こちら昨日の収穫↓ 大根の品種は「おしん」です。急いで収穫したので、真ん中の2本はポキっと折れてしまいました。土に残った半分の大根は、どうしましょう😅
あと4日で、2週間ほど日本へ行きます。私はモンテッソーリ教具を販売するネットショップ「モンテママのたからもの」を運営しているのですが、日本でたまっている仕事を一気に片付けてくる予定です。
私は自分の仕事が大好きです。近くにモンテッソーリ教育を実践している幼稚園や保育園がない、という声をいまだに聞きますが、モンテッソーリ教育が日本で「普通」の教育になり、自己肯定感が高く幸せで、世界平和に貢献できる人間がたくさん育って欲しいと願っています。やりがいのあるこの仕事が好きで、全く苦にならないので、ついつい、仕事をし過ぎてしまうのですが、仕事が楽しい、好きと思えるのは幸せなことですね。
日本行きの準備もあり、なかなかブログの更新ができませんが、また時間ができたら更新したいと思います。


