みなさん こんにちは

 

「七変化(しちへんげ)」とは、紫陽花の別名

 

青や紫、桃色に白と花の色は多く、また色を次第に変化させることから

 

 

土壌の酸度の違いによって花の色が変わるというアジサイ

 

もともとアジサイの花色は、赤みがかったピンク色をしているといいます

 

ところが、土壌が酸性ならば青紫色

 

アルカリ性・中性ならば赤色になるといわれています

 


この変化は、アジサイの花に含まれる天然色素のアントシアニンと

 

土壌に含まれるアルミニウムとの化学反応によるもの

アントシアニンは通常、赤色ですが

 

酸性の土壌から溶け出してきたアルミニウムと反応すると、青色に変化します

 

従って、アルミニウムをたくさん吸収したアジサイは青みが強く

 

吸収しなかったものは赤みが強くなるのです

 

ただし、品種の特性で花色が変化しないアジサイもあるのだとか・・・

 

 

アナベル(白)など花色が白色のものは

 

もともとアントシアニンを持っていないので土壌の酸度の影響を受けず

 

花色は白いままで変化しないそう

 

とはいえ、小さな花達が身を寄せ合う様子は愛らしく

 

どの色も甲乙つけがたいのは間違いない

 

 

1枚目の写真は、2022年6月に横浜イングリッシュガーデンで撮ったもの

 

2枚目の写真は、2023年6月に飛鳥山公園で撮ったもの

 

3枚目の写真は、2015年6月に東京サマーランドの「あじさい園」で撮ったもの

 

 

6月に入り、アジサイの季節がやってきました

 

青やピンク、白色それぞれの違いを楽しみに

 

紫陽花の名所に訪れてみてはいかがですか

 

i.s星