みなさん こんにちは

 

「更紗(サラサ)」とは、主に木綿地に、人物・花・鳥獣などの模様を

 

多色で染め出したもの

 

室町時代末にインドやジャワなどから舶載され、日本でも生産されたといいます

 

また、花の色で、紅白がまじって

 

サラサ染めに似たものも「更紗」と呼ぶのだとか・・・

 

 

ということで、きょうは「更紗」でGoogleフォトからひとつかみ

 

ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木「サラサドウダン(更紗満天星)」

 

東北地方から近畿地方にかけて分布し、山地に自生します

 

 

樹高は1~5mくらい。葉は幅の広い楕円形で、互生

 

葉先は尖らず、縁には鋸歯があります

 

開花時期は5月~7月。葉の展開と同時に花を咲かせます

 

枝先に総状花序を出し、広い鐘形の花を下向きにつけます

 

花冠の先は浅く5裂します

 

花色は、淡黄色の地に紅色の筋が入り、先端が少し紅色になって、とても美しいです

 

名前の由来は、花姿を更紗染めの模様に見立てたものに因みます

 

また花の形と模様から、別名を「フウリンツツジ(風鈴躑躅)」とも呼ばれます

 

写真は2016年5月に箱根湿生花園で撮ったもの

 

 

花びら(特につぼみのとき)がピンク色でとてもきれいな「サラサウツギ(更紗空木)」

 

 

日本原産のユキノシタ科ウツギ属の落葉低木

日本の山野に広く自生します

樹高は2~3m。葉は長卵形で、対生

 

葉質はやや厚く、表面はざらつき、裏面には星状毛が密生します

開花時期は4月~6月

 

八重咲きで、芳香のある下向きの花を咲かせます

 

花は、花弁の外側が薄紅紫色で、内側が白色

この色あいが更紗模様に見えることが名前の由来だといいます

写真は、先日訪れた川崎市緑化センターで撮ったもの

 

 

それにしてもこの更紗模様、心が癒されるぅ~

 

i.s星