みなさん こんにちは

 

「文様(もんよう)」とは、幾何学の形が基本形となりつなぎ模様になっているもの


着物や手ぬぐい、陶器などに使われる日本らしい柄や色

 

古くから日本に伝わるこれらの和柄は、「伝統文様」と呼ばれます

 

見回してみると、天井や壁、扉など街のいたるところにあることに気づきます


マンホールの蓋などにも使われていることも・・・

 

 

写真は、東京スカイツリーの天井で見つけた「麻の葉(あさのは)」

 

 

生六角形のなかに6つの菱形が放射状に広がる幾何学的な文様で

 

見た目が麻の葉に似ていることから名付けられました

麻は通気性が良く人々の生活に親しみのある植物

 

神事にも用いられたことから魔除けの文様として扱われてきたといいます

 

また、麻の葉はまっすぐ伸びることから

 

「子どもがすくすく成長しますように」という願いが込められ

 

産着にも使われてきたそう
 

 

自然を抽象的に表した「幾何学文」、動物や植物をモチーフにした「動・植物文」に

 

分けられる伝統文様にはこの他にも

 

亀の甲羅を表す「亀甲(きっこう)」や

 

青い海の波をモチーフにした「青海波(せいがいは)」

 

鬼滅の刃の登場人物の着物や羽織の柄として注目された「市松(いちまつ)」など

 

調べるとたくさんあります

 

名前や由来を知ると、縁起を担いだり、幸せへの願いを込めたりして

 

使われてきたことがよくわかります

 

i.s星