みなさん こんにちは
きょうは「十三夜(じゅうさんや)」
旧暦の9月13日の月見ですが、この頃収穫期を迎えることから
「栗名月」とも呼ばれています
十五夜につづく月ということで、「後の月(のちのつき)」と呼ばれることも・・・
「クリ(栗)」はブナ科クリ属の落葉高木
北海道から九州にかけて分布し、山野に自生します
樹高は10~20m。樹皮は淡い黄褐色で、老木になると縦に大きな溝が入ります
葉は細長い楕円形で先が尖り、縁には針状の鋸歯があります
開花時期は6月。雌雄同株
枝先に白い紐状の雄花をつけ、そのつけ根に緑色の雌花をつけます
花後にできる実は「いが」に1~3個の堅果がくるまれていて
9月~10月に熟します
材は耐久性に優れ、家の土台や橋梁、枕木などに用いられます
縄文時代の遺跡からも多く出土していて
古代から貴重な食料として栽培されてきたといいます
今夜の「十三夜」から2日後、10月29日の満月は、全国で部分月食が起こります
満月の一部が欠けて見える部分月食が29日明け方にほぼ日本全国で起きるそう
国立天文台によると、西の夜空で午前4時34分ごろに欠け始め
5時14分ごろに最も欠けて、5時54分ごろに元に戻ります
ピーク時でも月の直径の約13%しか欠けませんが
天候が良ければ秋の天体ショーを楽しめそう
みなさんも秋の夜空を眺めてみてはいかがですか
i.s