みなさん こんにちは
朝から気持ちのよい秋晴れだったきのう
コロナ禍でどこにも出かけていなかった母を連れ出して
千葉県野田市の「清水公園」内にある「花ファンタジア」に行ってきました
ちょうど、コキアの紅葉が見頃を迎えていました
ユーラシア大陸原産のアカザ科の一年草「ホウキギ(箒木)」
分類体系によってはヒユ科とされます
日本へは平安時代に中国から渡来
別名の「ホウキグサ(箒草)」は、昔、茎を乾燥させてほうきを作っていたことに因みます
観賞用のものは旧学名のコキアの名で流通されています
草丈は1m。よく枝分かれをして、細長く先の尖った披針形の葉が互生します
開花時期は8月~9月。雌雄同株
葉のつけ根に淡い緑色をした小花を穂状につけます
花びらはなく、雄花には雄しべが5本あり、黄色い葯があります
雌花には雌しべが1本で、この中に種ができます
花の後にできる実は球形の胞果
実は「とんぶり」と呼ばれ食用になり、「畑のキャビア」とも呼ばれます
「花ファンタジア」は、春から初夏(3月~6月)、晩夏から秋(9月~11月)の
二つの期間に開場しているフラワーガーデン
大きな池を中心にして、いくつかのテーマガーデンと花木園があります
「自然の中で秋を感じて清々しい気分になったわ~」と喜ぶ母に
植物には人のココロを癒やすチカラがあるのだと、あらためて感じた秋の一日
i.s