夏休みも後少しで終わりです。
今年の夏は、特に「給食を食べなくてもすむ」ことでほっとした家庭も多いのではないでしょうか。

どんなに家庭で気をつけても、給食の食材までは管理できません。
京都ではこのような動きも。

<京都府舞鶴市と八幡市、給食での牛肉使用を停止>

 放射性セシウム汚染の疑いがある牛肉が全国で流通したことを受け、舞鶴市教委と八幡市教委は11日までに、市内全小学校の給食で9月中の牛肉の使用を控える措置をとった。
 舞鶴市内18校の給食は、市教委が月単位で作成する「参考献立」に基づいて自校方式で調理されており、9月分で市教委は毎月2~3回の牛肉使用メニューを豚肉に変更した。
 府内での流通が分かった7月末に作成したといい、「安全性が確認されるまで控えるよう決めた。確認されれば使用を再開したい」(学校教育課)としている。
 八幡市教委も、牛肉の流通が判明したことを受け、7月下旬に9月分の献立から牛肉を外すことを決めた。その後、厚生労働省が肉牛の全頭検査の指針を通達したことで安全性が確認されるとみており、10月以降は通常どおりに戻す予定という


10月以降は通常通りに戻す予定。
田坂広志さんの「風の便り」が届きましたので
シェアします。



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 田坂広志 「風の便り」 特選  第8便
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 英雄のいない国



 かつて、社会心理学者エーリッヒ・フロムが、
 その著書、『自由からの逃走』の中で、
 次の主旨のことを述べています。


  第二次世界大戦前、
  民主的なワイマール憲法の下にあったドイツにおいて、
  ファシズムが圧倒的な勢力となったのは、
  ファシズムの巧妙さが、本当の原因ではない。

  その本当の原因は、
  多くの人々の心の奥深くに、
  自由に伴う責任の重さから逃れたいとの無意識があり、
  その責任を肩代わりしてくれる
  強力なリーダーを求める社会心理が生まれたからだ。



 このフロムの指摘は、それから60年余の歳月を経ても、
 決して古くならない警鐘として、耳に響いてきます。


 「新たなリーダーへの期待と幻滅」

その言葉によって形容される
 近年の我が国の姿を見るとき、
 改めて、フロムの警句が、心に浮かびます。


 「自分以外の誰かが、この国を変えてくれる」

 その「依存の意識」から脱し、
 我々の精神が成熟を遂げていかないかぎり、
 我々は、いつも、
 強力なリーダーを求め続けるのでしょう。

 そのことを思うとき、
 ブレヒトの戯曲、『ガリレイの生涯』の中で、
 「英雄のいない国は不幸だ」との言葉に対して、
 ガリレイが語った言葉を、思い出します。


  そうではない。
  英雄を必要とする国が不幸なのだ。



 2005年9月5日
 田坂広志
福島に注目が集まっていますが、京都に近い福井でもさまざまな懸念があります。
地元にも、このような反対派のお坊さんがいらして、声を上げておられるよう。


※『SAPIO』2011年8月3日号より
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福井の原発反対僧侶 “脱原発”の理由は「琵琶湖近いから」
2011.07.23 16:00

 15基(廃炉作業中の「ふげん」を含む)の原子炉を抱える“原発銀座”若狭湾。福井県小浜市は、その若狭湾のほぼ中央に位置する。若狭湾に面する福井県
の自治体は、西から高浜町、おおい町、小浜市、若狭町、美浜町、敦賀市……と続くが、この中で原が立地していないのは小浜市と若狭町だけだ。その小浜市が新たな動きを見せている。ジャーナリストの及川孝樹氏が報告する。

 * * *
 本堂と三重塔が国宝に指定されている小浜市の古刹・明通寺。静かな境内で、住職・中嶌哲演さん(69歳)に話を聞いた。中嶌さんは、地元の市民で構成される原発反対運動の中心メンバー。沈痛な表情でこう語った。
 
「福島県の浪江町も、原発に反対して誘致しなかった。でも今回の事故で、避難を余儀なくされている。とても他人事とは思えません」
 
 1960年代後半以降、小浜にも原発の誘致話が何度も持ち上がったという。地方自治体の苦しい財政事情の中で、原発がもたらすさまざまな恩恵の“誘惑”に駆られるのも無理はない。

 しかし、中嶌氏はこう言う。

「原発マネーは怖い。多くの雇用などをもたらす電力会社や推進派に義理立てし、やがては安全性に対する疑念すら、住民自ら口を閉ざしてしまう。これは原発ファシズムと言うべきものです。
小浜の市民はその巨大な力と向き合い、ノーを貫いた。市内で誘致を推進した勢力にも、そうした民意に耳を傾ける良識があった。この流れはその後、小浜の伝統になりました」


 そして小浜市は今、新しい動きを始めている。

 松崎晃治小浜市長(53歳)が、「安全協定」に基づく運転再開協議などで、「隣接」であっても「地元」並みの発言権や調査権を求める考えを示した。

 さらに小浜市議会では「脱原発」を求めた意見書を6月9日に全会一致で可決、国に提出した。

 市議会の池尾正彦議長(68歳)は、こう決意を語る。

「命の安全がなければ、そもそも原発の恩恵は意味がない。小浜市民の命を守ることは議会の責務。福島の悲劇を繰り返してはならない、という強い気持ちから、議会の意思を表明しました」

“脱原発”へと声を上げる小浜市。しかし、それは小浜市だけのためではない、と前出の中嶌さんは付け加えた。

「地図を見て下さい。若狭湾に立地する原発から30km圏内に、琵琶湖があります。大阪・京都といった大都市を支える水がめすら、原発の脅威に直面している。大都市に住む人々にも、原発を自分の問題として考えてほしい

 隣町が潤う中であくまでも原発を拒み続け、しかし巨大なリスクを抱えた自治体――この言葉は重い。

※SAPIO2011年8月3日

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$知らずに使っている「仏教の言葉」~心の縁側


琵琶湖は京都の水がめ。
ひとたび汚染されれば、その影響ははかりしれません。

また、敦賀原発の直下に軟弱な断層があることが分かり、
いま調査が進められています。→ 朝日新聞

福井で事故が起これば、京都でも人ごとではありません。

敦賀原発直下には無数の破砕帯と活断層が存在しているそうです。

$知らずに使っている「仏教の言葉」~心の縁側

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「敦賀原発直下に軟弱な断層、動く危険性も 専門家指摘」
朝日新聞

日本原子力発電敦賀原発1、2号機(福井県敦賀市)の直下にある「破砕帯」と呼ばれる軟弱な断層が、敷地内を通る活断層「浦底断層」の影響を受けて動く危険性がある——。専門家がこんな指摘をしていることが分かった。

 日本原電はこの破砕帯に活動性はないとして耐震設計の対象にしてこなかった。東日本大震災を受けた評価のなかで原発への影響を再検討し、8月中に結論を出す方針だ。

 危険性を指摘するのは、宇根寛・国土地理院関東地方測量部長。経済産業省原子力安全・保安院で敦賀原発の耐震性の再評価をする作業部会の委員を務める。

 敦賀原発の直下にある破砕帯は水平方向に引っ張る力でできた「正断層」とされ、圧縮力でできる「逆断層」とは違い、地震を起こしたり、地震時に動いたりする可能性は低いとされていた。

 しかし、4月11日、福島県浜通り地方でマグニチュード(M)7.0の地震が起きた際、正断層の井戸沢断層(長さ19キロ)が動いたことが判明。宇根部長は「日本では正断層は動かないはずだが、東日本大震災でこれまでと違う力が地殻に働くようになった。

破砕帯は全国にあるが、敷地内に活断層が通る敦賀原発は特に影響を考えるべきだ
」と話している。浦底断層は約4千年前に活動したとみられている。

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今年はあちこちで『上を向いて歩こう』が
歌われているそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=E5Zmh_6Ngto

坂本九さんが歌う、この曲が生まれたのは1961年。
50年以上も前のこと。
発売当時、1年で35万枚売れたそうです。

そして1963年に米国で発売されると
ビルボード誌で3週連続の1位。

ディレクターとしてこの曲を担当した
草野浩二さんの思いを、本日(8月8日)
日経新聞の文化欄で読むことができます。

坂本九さんが乗った日航機が墜落したのは
8月12日。
これも、26年も前になるのですね。

あの日のTVのニュースはいまも鮮明です。

上を向いて歩こう。
大切なことを心にとどめながら。


最近、ちょこっとしたお出かけに、重宝しているトートバッグ。

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たっぷり入るし、ジーンズにも似合います。
私のまわりでこれを目にした方も
「かわいい!」と言ってくださって、ひそかに評判です♪

「ピース地蔵」さんというお名前です。

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ほのぼのした筆タッチに、心やすらぎます。