職人は基本面倒くさいもん多いけど、あの子達は仲良いし普通にコミュニケーション取れる逸材やね✨ https://t.co/cZRrzBkbxM
— 加藤好洋 (@kato_yoshihiro_) 2023年8月9日
ということで、自分を取り巻いていた
"職人気質"の概念が崩れたことにより
舞台の仕事をしているときの
自分の醸し出す雰囲気が
変わった様な気がします。
"気難しさ"や"威圧感"や、
"the職人です!"
"裏方です!"みたいな
面倒くさいプライドの様なものを
もつのが馬鹿らしくなりまして
cut246の皆様の背中を見て、
逸材はマウントしないんだ。
パワハラの様なことはしない。
威圧感など持たない。
してる人は逆に逸材じゃないんだ。
逆にカッコ悪いんだ。
と思える様になり
今後一切辞めよう。と
決心できました。
(当たり前かもしれないのですが、
業界的に職人気質はマウントパワハラが
ある意味当たり前で、それが長年働いている
人の象徴的な姿勢だと思っていました。
自分は特にスゲーって言われたくて
わざとこの雰囲気を纏っていたと思います)
実際、ここ最近職場の男性陣に
割と理不尽気味に高圧的な言葉を
浴びせられていたのですが、
それがとても不愉快で、
"私結構高圧的な話し方するからなぁ…
言ってる側に悪気はなくても
言われている側はこんなに不愉快なんだなぁ"
と逆の立場で考える機会があり、
今後、一切そういう話し方や態度は
辞めようと決めました。
普段腹立つことはよくあるかも
しれませんが、
だからといってこの姿勢を崩せば
カッコ悪い人と同じになってしまうから
元々自分は未熟だし、
ある程度まで耐えよう。と思いました。
それからか、何故か演者さんやお客さんに
自然と挨拶を向こうから沢山される様になりました。
あんまり現場で用がある時以外は
声をかけられることは
ないのですがすれ違いざまに
おはようございます
とか
お疲れ様でした
とか
ありがとうございました
とか
いつもこちら側から言わないと
言われないのですが
向こうから挨拶してくれました
舞台セッティングの転換中に、
フレンドリーに話しかけられることも
しばしば、
相手の表情が明るくてびっくりします
あと普段お客さんから話かけられることは
裏方としてはないのですが、
帰る時に入り口に溜まっていたお客さんに
「お疲れ様でしたぁ〜」と言われて
え、、、っ?
戸惑いつつ挨拶を返しました。
びっくりしました。
覚えられているし、
話しかけやすくなったのでしょうか、、、
あと、長年この業界にいて癖に
なっているのか
他人を勝手に"評価"している自分の
存在に気がつきました。
アーティストを見る時に、
昔かなり厳しく見ていたのですが
どこから勘違いしたのか
頼まれてもいないのに"評価"している。
それもしていることに気が付いたらすぐに
辞めるようにしました。
"その目線は今の私に必要ない"
と切り捨てるように自分に
辞めさせました
と、こんな感じで
下回りに行くようになってから
自分の悪いところが沢山見える
ようになりました。
(良い意味で)
またその悪いところを頭の中で
客観視している
別の目線が存在するようになりまして
いささか不思議な感覚であります。
頭の中に全く別々の思考が
存在しているような感じがありました
悪いところが出ている自分が
本体で、
"こうゆうところがあれだよなぁ〜、
だからそこが上手くいかないよなぁ〜"
とか
"ここにそんな顔で突っ立ってたら
邪魔だし、ちょっと恐いよな…
表情を変えてあっちに移動するか…"
"すぐそういうふうに受け取るなぁ〜"とか
本体と別の人格がそれを眺めながら
なんだかんだと思考しています。
それはすごく冷静に自分を観ています。
また、他者と意思疎通が
すごく取りやすくなりました。
仕事中演者が何言ってんのかわかんない…
とか何でそんなことしてんのかわかんない…
とイライラするとが多かったですが、
あぁ、あれだからこうなのね、とか
そこはそういう人だからこうなんだね、とか
理解しすくなって仕事しやすく、
イライラすることもありませんでした。
むしろ、割と好意的な目線で観る
ということが出来ている感覚がありました。
というか、今まで結構否定的な目線で
色々観ていたようです
まだまだ色々ありそうですが、
とにかく視野が広くなった感じがあります
すぐにブログにしようと思ったのですが
なかなか感覚ばかりのお話でぼんやりとしか
掴めていなかったので、
今回の文章もまとまっていないと思いますが
読みにくい中最後まで読んで頂きありがとうございました。
エスでした。