こんにちわ!
台風接近中ですが、皆様いかがおすごしでしょうか?
万が一の時には対応できるようにしっかりと準備しておきましょう!
さて、今日のお題ですが、「人の記憶」について・・・
記憶というと、楽しかった記憶、悲しかった記憶、思い出したくないけど思い出してしまう記憶、様々な記憶があると思いますが、今回は学習(勉強)における記憶です。
勉強は子どもだけでなく、大人も資格試験などで必要になりますが、勉強したのに赤点取った!とか、勉強したのに試験に落ちた(この場合資格試験、入試試験は定員があるので一概には言えません)とか良く耳にします。
私も受け持つ生徒の試験結果を見ますが、正直びっくりしません。良く「家庭教師がついているのに」とか「塾に行っているのに」とか言いますが、家庭教師をつけるだけ、塾に行くだけで成績が上がるなら苦労しません。もちろん指導者の質もあるでしょうが、どんなに素晴らしい指導者をつけても、本人が全くやってない(やったつもりだけ)であれば当たり前ですが結果は出ません。
私自身高校卒業後、大手予備校の河合塾で浪人しましたが、正直1年間寮に籠ってもセンター試験(当時)1割も点数は上がりませんでした。(当時、地理の講師をしていた瀬川先生は元気かな?金髪に皮パン革ジャンで教壇に立つユニークな先生でしたw)
と、話が少しそれましたが、なぜ成績が上がらないのか?それは記憶に関係しているということです。当たり前ですが、英語のテスト、単語を何も覚えてなければ何も解けません。仮に文章を和訳できなくても、単語さえ訳せれば一つずつ訳して最後に意味の通るように並び替えれば良いだけなのですから。これだとただ単語を覚えてるいるだけでも、まったく覚えてない生徒よりは確実に点数は上がるでしょう。
じゃー記憶力を上げればいい!そうです。ただそれだけですが、記憶力はどうやって上げるのでしょうか?
筋力は毎日筋トレすれば良い。ダイエットは毎日運動すれば良い。
お判りでしょう?
私はダイエットする為に「よし!今日から毎日ウォーキングしよう!」と言って3日後から・・・そりゃ痩せんわ!(笑)
ただ一つだけ成功したことは禁煙です。もうすぐ1年経ちます(笑)ただ吸わないという行為なので少し違いますが・・・
でも、毎日続けるという意味では同じかもしれません。
そうなんです!キーワードは毎日!
ではなぜ記憶は毎日する必要があるのか?簡単に記憶する方法はないのか?
人間は「忘れる」動物で、勉強しても24時間後には4分の3が頭から抜けていくのだとか。
ですが、やり方次第で記憶の定着率を上げることは可能なのだそうです。
「人は1週間で77%を忘れる」
残念ながら人間の脳は、記憶した直後からどんどん忘れていきます。これを防ぐには、ひたすら復習を繰り返すことで脳に定着させ長期記憶にするしかありません。
人間がいかに忘れやすいかを数値的に明らかにした有名な実験結果があります。
19~20世紀のドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスは、被験者に規則性のない3つのアルファベットの羅列を20パターン記憶させ、時間の経過とともにその文字をどれくらい思い出せるかを調べました。この実験では、20分後に42%、1時間後に56%、1日後に74%、1週間後に77%、1カ月後には79%を忘れていたという結果が出ました。このデータを折れ線グラフにしたものが「エビングハウスの忘却曲線」です。
要するに、せっかく覚えてもわずか20分後には記憶の半分近く、24時間後には4分の3も忘れてしまいます。ですので、たとえば試験のために一夜漬けで暗記しても、短期記憶でテストでは点が取れるかもしれませんが、1週間後には77%を忘れているわけです。ただし、このエビングハウスの実験には続きがあります。同じアルファベットの羅列を数日後にもう一度記憶させてみると、一度目よりもたくさんのパターンを覚え、さらに3度目には2度目よりも成績が上がったという結果が出ているのです。
無意味なアルファベットの羅列でも、人は無意識のうちに海馬に貯蔵しています。そのため、反復してもう一度記憶することで、以前に覚えた情報を思い出せるようになるのです。これを繰り返せば、短期記憶が長期記憶になり、20パターンの羅列も自然に思い出せるようになるわけです。
反復学習というと、子どもの頃に先生や親からさんざん言われてきて、うんざりする人もいるかもしれません。予習どころか復習すら・・・。でも、この実験結果からもわかるように、いわゆる反復学習は科学的にも効果は絶大なのです。
記憶は繰り返しで定着する
図1. エビングハウスの忘却曲線と復習の関係
