重心のラインを、足部の骨のどこにのせるのか?はとても大切です。
重心は地球との関係で、体軸やセンターなどとも呼びますね。
足部では重心は内踝を通って距骨にかかるようにします。
内踝は、すねの骨の脛骨の一番下、終着地点です。
高岡英夫先生はこの内踝の真下の場所に、「ウナ」と名付けていらっしゃいます。
内踝を通ってその下に重心が抜ける立ち方というのは、かなり後ろに感じる方もいるかもしれませんが、
骨格の構造を見てみましょう。
ブルーに塗られている部分が脛骨です。
ひざ下には脛骨と細くて外側にある腓骨の2本の骨があります。
腓骨は細いし外側にあるので、ここには重心をかけないようにします。
ブルーの部分の脛骨に、まっすぐ重心をかけるようにするのですが、
実際立ってみた感覚としては、脛骨をまっすぐ立てる感じがするかもしれません。
これはライズしてヒールが床から離れているときも、同じです。
つま先に重心がくるのではありません。
そもそもつま先にあるのは細い指の骨で、ひざ下の骨である脛骨はここにはジョイントしていません。
か細い指の骨は、そもそも重心を支えるような構造にはなっていないのです。
指の骨に重心をかけ続けていると、外反母趾の原因になることもあるので要注意です。
外反母趾の解消法は、筋肉をゆるめることです。
ただしゆるめた筋肉で間違った重心のかけ方をしてしまうと、かえって悪化させてしまう場合もあります。
これは他の部位も同じです。
例えば首まわりの筋肉をゆるゆるにゆるめたのに、猫背で首が前に突き出るような姿勢を続けていると、
かえって肩こりが悪化してしまうことにもつながってしまいます。
ゆるんだ柔らかいふわふわの筋肉は素晴らしいパフォーマンスには不可欠ですが、取り扱いには注意なのです。
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