『源氏物語』が大好きです

 

 

大学時代『源氏物語』の大家といわれていた教授に学びました

元々『源氏物語』が好きでしたので最初は、意気揚々でしたが

ちょっと気難しく、試験も容赦ない教授が

当時は好ましく思えず

次第に、その授業が苦痛にさえ感じていました

 

 

今ではあの有意義な時間をもっと真剣に

もっと興味をもって楽しめば良かったと思うのですが

いまさら…ですアセアセ

 

 

しかしながら、卒業後も

あらゆる『源氏物語』を読んだり

映画になれば必ず観たり

そんな『源氏物語』押し活ハートは続いているのです

 

 

この『源氏物語』の中に

丁子染めというものが出てきます

これは丁子を煎じてその汁で染める、という色染めで

平安時代の男性貴族の普段着によく使われたそうです

 

(クローブを水につけておくだけでも、こんなに色が出ます)

 

その色は深い金茶の色、といわれ

「香染」「濃き香」「こがれ香」などとも呼ばれたようです

 

丁子は古くから香辛料として有名で独特な強い香りがします

 

丁子染めの薄衣は

その色とともに

濃厚な甘くスパイシーな香りが糸に染み込むため

 

貴族たちは〈色とともに香りを身にまとっていた〉のだとか

その風流さに平安時代の文化を感じますラブラブ

 

 

アロマテラピーでは

丁子は「クローブ」という呼び名で

特に抗感染力に優れた精油として活躍します

その香りは

オリエンタル調のエキゾチックでスパイシーな印象ゆえ

万人受けする香りではない、と思いますが

 

気持ちを高揚させたり

精神的に強壮にさせたり

という働きがあるため

 

心を強く明るくしたい時どに向きます

 

  

 

通常

精油は比重が1(=水)以下であるために水に浮きますが

クローブの精油は主要成分である

フェノール類のオイゲノールの比重が1.0652であるため

水より重く、沈みます

 

オイゲノールの薬理作用として

抗菌、抗ウィルス、抗真菌作用が高いため

虫刺されや予防や爪水虫などを含む各種感染症に役立ちます

さらに強壮、刺激作用もあるため

慢性疲労や神経性の疲労など

精神的、肉体的さらには性的にも強化してくれたり

免疫強化にも役立ちます

 

 

色と香りを求めて

染物に利用していた平安時代の丁子の使い方は

このような作用をも

経験として知っていて取り込まれていたのかな~

などと、考えてしまいます

 

貴族は多くの女性のもとに通いましたから…ニコニコ

 

ちなみに

『源氏物語』の本質は単なる恋愛物語ではなく

当時、貴族はみな政治家だから

当時の政治の世界を描いたものである

という視点で読んでいくとまた、面白さが深まります

 

 

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