私にはこれまで一度も使ったことがない精油があります
それがカモマイル・ジャーマンと同じ紺碧色が特徴の
ヤロウ精油
アロマの勉強を始めた頃
精油テキストのヤロー精油の作用の一つに
「血液の更新を促進するため貧血に効果がある」ようなことが
書かれていて
当時は薬を服用するほどの貧血があったため
目に留まった精油の一つでしたが
精油の何たるかも知らず
成分や働きについて、また禁忌や注意事項、さらに生理学など
あらゆる学びがまだまだ乏しかった当時
この複雑な成分構成と独特な香りをもつヤロウという精油を
使いこなせる知識もスキルもなく
今ではヤロウがもつ治療特性を必要とする身体的な状況もなく
ゆえに私にとっては
いまだ心身への作用については未知の精油ですので
時間をかけて改めておさらいをしていきたいと思います
まず今回は
ヤロウ精油が採油される植物について
ヤロウという名前では「どんな植物?」という感じですが
ヤロウは和名を「セイヨウノコギリソウ」といい
キク科の植物です
日本でも野生化したものが空き地や道端などでも
見ることができます
以前、お花屋さんで鉢植えのものを買ったことがありました
背丈が70㎝ほどで
茎の先にかわいらしい細かい花をこんもりと咲かせます
それを横から見るとまっ平な形なのが面白く
私が知っているのは白色の花ですが
ほかに黄色やピンクもあるようです
ですが、この花から採油した精油になると、青色![]()
これは
カモマイル・ジャーマンやタナセタムと同様
化学反応によりカマズレンが含有されるためですので
もちろん植物そのものに
あの独特な香りはありません
わかりにくいですが…ムエットに落とすと、こんな感じ
葉がノコギリのようにギザギザしていることから
セイヨウノコギリソウという名がついているとか
原産はフランス、ハンガリー、スロベニアなど
ヨーロッパ
環境を選ばずに耐久性のあるヤローは
「傷を治す」植物として
中世ヨーロッパでは
戦争で傷ついた兵士らを治療するのに用いられた
重要な薬草であったようです
精油の香りとしては
カマズレンが含まれることから
個性的で深みのある複雑な香りゆえ
好き・嫌いがはっきりわかれる香りかと思います
カマズレンを含むことで特徴的な香りと色をもつ精油は
ヤロウ
カモマイル・ジャーマン
タナセタム
この3つですが
私個人としては青い精油の中ではヤロウが一番
とっつきやすく感じています
さて、この個性的な香りを使うことで
どのような効果が期待できるのか、次回は成分を
じっくり考察していきましょう
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