これから各地域で梅雨入り宣言がされる時期となってきました
日本の梅雨とは
緑や草花を潤して生き生きとさせ
降る雨に穢れを清められ
雨上がりにかかる虹に繊細な美しさを感じる…
といった、抒情的な捉え方をしたら
日本ならではの風情ある四季の一つとして
待ち遠しくさえ感じますが
現実的には
梅雨だからこそ起きるカビ発生についての対処法を
今から考えなくてはいけません
カビは健康被害を引き起こす可能性もあるからです
カビって…つまりは、何だろう?と改めて考えてみます
カビはキノコや酵母などと同じ真菌という微生物の一種
カビは細い糸状になっているため糸状菌と呼ばれ
この姿は通常
私たちの肉眼では見ることはできないほど…小さい
でも、「あ、カビ!?」と、わかりますよね…
これって…
これがどういうことかというと
カビは
この糸状の菌糸と、丸い形をした胞子から成り立っており
胞子は大好きな湿気や栄養分が豊富にある場所に飛んでいき
菌糸は枝分かれしながらどんどん伸びていく
ということなので、これは繁殖ということになります
つまり
カビだと肉眼で発見できたとしたら
それはかなり増殖している状態ということです
このようなカビの胞子をどんどん吸い込んでいる状況では
くしゃみや鼻水が止まらない
目がかゆい
気道が狭くなって息苦しい
咳や発熱などを引き起こす
このようなアレルギー性の症状が出るリスクが高くなります
よく聞きますよね…
「外出先では症状が軽減され、自宅に帰ると悪化する」
といった話…
これは明らかに自宅にアレルゲンがある、ということ
それは、カビかも、しれません
浴室などの水回りや玄関、靴箱、寝具
またエアコンの中は最も危険
ONにしたとたんカビも舞ってきますから…
さて、このようなカビを発生させないために
今から準備しましょう
防カビ用アロマスプレーと重曹アロマ
カビは真菌だから
使うのはもちろん抗真菌作用のある精油です
これらの働きは
フェノール類、芳香族アルデヒド類、モノテルペンアルコール類などに多くあります
具体的には
オレガノ、ティートゥリー、クローブ、シナモン、アジョワン、ウィンターセーボリー、ペパーミント、ユーカリ・レモン、ユーカリ・グロブルス、ラベンダー・スピカ、パルマローザ、ローレル、レモングラスなどがおすすめ
アロマスプレーは
無水エタノールと精製水そこに
香りよくブレンドした精油を混ぜ
カビが気になる箇所に噴霧します
重曹アロマは
空き容器に重曹を入れ、そこに
香りよくブレンドした精油を混ぜ
靴箱やトイレ、玄関など湿気の気になるところに置きます
サロンでは
このような日常に使えるアロマのご提案、作成も
行っております
ご興味のある方
ご来店のうえ、ご自分でお好みで作成してみてください
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