春夏にかけて庭は
放っておくと雑草のパラダイスみたいになっていく…
それをどうにか避けるため
早いうちから草刈りを始めます
正直
嫌いです
でも先日読んだ
『雑草のふしぎ』から得た雑草の生態を知ると
今まで自分の中にはなかった視点からの見方と発見に
雑草に対しての面白さが生まれてきて
草刈り時にも
単なる草ではなく、生命
と向き合っている感が増してきます
なんだろ？この雑草…
というように
毎年、庭に生えてくる雑草が決まっているわけでもなく
見たこともない姿を見ることもあります
こうした事実の裏付けや
アスファルトの硬い隙間に伸びる雑草の作戦や
なぜ、この姿に？と思わせる花の形状の企みを
この一冊から教えられ
歩きながら、さまざまな雑草に目がいく日々です
特にホトケノザ
拡大すると…↓
この花の姿かたちになって咲いている理由…これには
驚きとともに、あっぱれ
という思いです
これについてのページのタイトルは
＜メリットのある相手をシビアに選別＞
ホトケノザにとってのメリットのある相手とは、ハチ
そして
招かざる昆虫にお引き取りいただくために
このような構造の花の姿になった、のだと記されています
他にもさまざまな、いわゆる、雑草といわれる植物の
したたかに生きてきた生態が語られています
読むと
草刈り時
雑草に秘められた生き延びるための企みに
まんまと動かされている自分に、気づきます
また雑草の生態を
人の生き方にもなぞらえている部分も、面白いです
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