いつも元気なM様がご相談にご来店されました
１月１日に起きた能登半島地震の影響は
関東地方にもありました
M様はあの揺れに気持ち悪さを感じながらも
お子さまたちを迎えに行かなくてはならない状況のなか
どうにか運転し無事お子たちを自宅へ
その後、吐いてしまったのだとか
以来数日が過ぎても気分の落ち込みを感じていると
直接被災したわけでなくても
日に日に災害の大きさが映像として目にすることが多くなると
それが心のストレスとなり
被災地から遠く離れていても
多くの人の心の健康に打撃を与えます
ネットでは以前より、たくさんの地震予知情報が流れており
私的には近い将来への不安を持ちながらも
どこか、現実味がなかったところの、元旦の地震で
そこには友達の実家があったり
実際に友達が住んでいたりすることもあり
心配や自然災害への恐怖また
一瞬にして
社会生活ができなくなるという現実を目の当たりにして
あらゆる認識や価値観が崩れ
何事も起きない平穏無事な毎日など、ないなということを
今回改めて感じました
東日本大震災の時には
実際に実家の母は避難所に行っていたり
たくさんの友人たちが被災したり
私の住む埼玉県羽生市辺りでも
相当の被害があり
日常生活への影響もかなりあったにもかかわらず
１２年という時間はある意味恐ろしいくらいに
その感覚や教訓を薄くさせてしまっていたように思います
さらには今回は
自分自身のちょっとした身体の不調もあり
現実的な危機感を感じ
改めて自宅にある非常用品を見直し
また緊急時に必要なものを揃えたりしています
こうしておくことで
災害があったらどうしよう…
緊急時どうしよう…
という不安は、やや安心に変わります
M様にもそんなお話をしたところ
「私だけじゃないんですね」と少しほっとされていました
M様はもう何年もアロマ愛好者ですので
「こんな時は、どんな香りを使えばいいですか？」と
アロマでの対処を考えたようです
甚大な被害状況を見て
心にストレスを感じるのは自然なことですが
精神面だけで済まずに
身体面にも影響を与え、さまざまな不調を引き起こすことも
あります
身体に不調が現れたら
どこか悪いのかと診察を受けたりしますが
多くの場合は「悪いところはありません」といわれます
病名がつくとしたら
「自律神経失調症」となることが多いかと思います
しかしながら
自律神経失調症に特化した薬はない、といわれており
一般的には
症状を抑えたり、緩和する薬が処方されるようです
そこでアロマで対処するとしたら
マジョラム
ラベンダー・アングスティフォリア
マンダリン
ベルガモット
プチグレン
ネロリ
フランキンセンス
イランイラン
カモマイル・ローマン
ローズマリー・シネオール
などをご提案します
お好みの香りをブレンドして
みぞおちや手首などに塗布してみましょう
自律神経失調症とは
交感神経と副交感神経のバランスを崩してしまっている状態
これらを司っているのは視床下部という部分
そしてこの視床下部を支配しているのが
本能や感情を司る大脳辺縁系です
香りは
直接この大脳辺縁系を経由して視床下部に届きます
この部分のバランスが取れると
悪影響が出ている身体の器官も調節されていきます
あとは
被災地の人々に心を寄せながらも
自分のそれまでの日常生活は続けるべきです
共感するあまり
被災地の人々と同じ感覚になってしまい
楽しんだり派手なことはしてはいけないのではないか？と
思いがちですが
自分の日常のペースは変えずにいたいものです
ただSNSはどこでも誰でも目にするものですから
芸能人や有名人でなければ
いま、この時点で
楽しんでいる状況を
わざわざSNSにあげる必要もないかな、とは思います
そして
辛く感じる間は災害の映像を見ない、ということも必要です
少し、遠ざかりましょう
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