2023年も残すところ半月！
お仕事をされている方にとっては一年の締めくくり
気ぜわしくなる頃ですが
日常的にVDT※作業をする方には
※VDT＝パソコンやタブレッド、スマートフォンなどの情報機器の総称
さらに心身への疲労がたまりそうです
このようなVDT作業と香りの関係というものについて
データ取得を目的とした実験研究がさまざま行われています
それらの、さまざな結果を簡単にまとめると
まず
長時間のVDT作業は身体的・精神的による健康影響がある
自覚症状としては
・眼の痛みや疲れ
・首や肩の凝りや痛み
・腰の凝りや痛み
・手や腕の痛み
など
そこで快適な作業環境にするために
レモンの香りを
ディフューザーで噴霧して作業してもらった結果
香りが「ある」場合と「ない」場合とでは
香りが「ある」場合の方が
心理的に疲労感を軽減させ
活力の低下を防ぐ、という結果となりました
つまり
作業中には
レモンの香りが役立つということがわかりました
このような疲労感を
ディフューザーを使った芳香浴で
120分間のパソコン作業をしてもらった結果
香りが「ある」時と「ない」時とでは
心拍変動や心理的評価また疲労度チェックなどの項目において
いずれも
香りが「ある」時の方が
自律神経系、免疫系、心理状態に影響を与え
特に
ペパーミントの香りに疲労軽減効果がある
という結果となった、という報告もあります
ただし
香りにはその人それぞれに好みがあるため
好きな香りを嗅ぐことにより
疲労が軽減され作業効率も向上する傾向にある
ということが、いわれています
また
若い女性を対象に香りの嗜好テストを行った結果
好きな香りは
グレープルーツ
オレンジ
ローズ（オットー）
レモン
ジャスミン
ベルガモット
の順だったようです
ちなみに
環境によっては仕事中はマスク着用の方もいるかと思いますが
実験のように
芳香浴でなくとも
マスクに噴霧するマスクスプレーの使用も
役立つと思われますので
サロンでは
マスクスプレーは感染予防のためだけでなく
自身が心地良くいられるためのアイテムとして
作成希望
の多いものでもあります
上記のような香りは
女性に関わらず男性にも好印象を与えるようですが
１本の精油にはさまざまな成分が含まれているため
また
さまざまな効果効能を持ち合わせていることを考慮して
作成時には
何種類かをブレンドしていただくことが常です
もちろん
好きな香りを集めたものは「いい香り」となり
好きな香りになりますが
あまり好きじゃないけどな～と感じた香りも
ブレンドしてみたら
結果的に「いい香り」になった、ということもあります
職場スペース全体に香りを用いることは難しいと思いますが
個人的にマスクの中にレモンやペパーミントまた
好きな香りを用いることはスムーズに取り入れられます
仕事や勉強が快適に進むことを目的に
マスクスプレーを常備するのもおすすめです
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