先日
芳香植物が捕食を避けるために身につけた
昆虫忌避、という香り成分について書きましたが

逆に虫を
引き寄せるための香り成分を蓄える植物もあります

植物は種まきから発芽、葉を出し花を咲かせ
実を結び、また種を作ります
こうして植物は絶え間なく変化しながら
物質を生合成し分解し生き延びています!

この植物の生合成には
生命維持のために不可欠な物質をつくる一次代謝
それぞれの植物特有の物質をつくる二次代謝
というものがあり
香り成分となる芳香分子は
この二次代謝によって作られるもの

植物が芳香分子をつくる理由の一つには
子孫繁栄、つまり繁殖に役立てるため
ということも考えられています
自身が動けないために
昆虫や鳥などに種子を遠くへ運んでもらい
受粉を助けてもらうため
昆虫や鳥が引き寄せられる香りを作り出すのです

特に花系や柑橘系の精油に含まれる芳香分子には
このような誘引作用があるものが多いようです

先日日本テレビ『ZIP』で
ピーマンの苦手克服法を紹介していました(^^)/
その中で
動物はピーマンを食べるか?ということで
カンガルーやカピパラなどに食べてもらう
実験をしていましたが、完全無視でした(^-^;
どうも多くの動物が
ヒトと同じように
ピーマンの苦みや臭いにおいが苦手なようです!

 私は香味野菜が好き~(^^♪

しかし、なんとニワトリは勢いもよく完食!

これは
鳥類が苦みや臭みを感じる器官が鈍感で
ピーマンの苦みや臭いにおいを感じないためだとか
そして
鳥はピーマンの種を丸呑みにするため
そのまま糞の中に種を出し
結果その種を
さまざまな場所に運んでくれるのだそうです!

ピーマンは
このような有益な働きをしてくれる鳥以外の動物に
食べられないために
苦みや臭みを作り出した、という説もあるとか!

繁殖のため以外にも
香り成分を身につけた植物もあります
通常の植物は根から栄養を吸収しますが
根があまり発達していない食虫植物は
十分な栄養を吸収できず、また自身が
動きまわることができないため
栄養となる虫をおびき寄せるために
目立つ花をつけたり
虫が好むようなにおいを出す
といわれています

 すごいですね、植物!

間違っても虫が寄ってくるような香りで
虫よけアロマ、作らないように(^-^;